GJ > 競馬ニュース > インディチャンプは余裕の消し!
NEW

JRA安田記念(G1)インディチャンプは余裕の消し! VSアーモンドアイの「爆穴」投入!? 「緻密な馬場読み」こそが勝利への最短ルート

JRA安田記念(G1)インディチャンプは余裕の消し! VSアーモンドアイの「爆穴」投入!? 「緻密な馬場読み」こそが勝利への最短ルートの画像1

 7日、日曜東京のメイン・安田記念(G1)はG1馬10頭が出走する豪華な顔ぶれとなった。「最強女王」アーモンドアイのG1・8勝達成に大きな注目が集まるが、牝馬限定のヴィクトリアマイル(G1)と相手が強化される安田記念(G1)の壁は少なからずある。

 不利があったとはいえ、昨年3着に敗れたこのレースにこそ、穴党にとっても女王打倒のチャンスだ。今回、注目したいのは東京競馬場の高速馬場である。「馬場読みマイスター」与田飛鳥が「東京」の芝の傾向をチェックして安田記念を読み解く。

 今年の東京開催の芝1600m条件で行われた重賞は東京新聞杯(G3)、クイーンC(G3)、NHKマイル(G1)、そしてアーモンドアイが圧勝したヴィクトリアマイル(G1)の4つ。絶対能力の抜けていたアーモンドアイはともかく、その他の勝ち馬はすべて内を通った馬だった。

 東京新聞杯のプリモシーンは1枠1番、クイーンCのミヤマザクラも1枠1番、NHKマイルCのラウダシオンは逃げたレシステンシアを徹底マークする2番手の競馬だったように、最短距離をいかにロスなく走ることができるかが勝利へのキーとなりそうだ。

 また、注意が必要なのは前が止まらない絶好の馬場であることだ。芝1600m戦の5月の東京開催で最も遅かった特別戦の勝ち時計は30日の葉山特別(2勝クラス)の1分33秒3、2番目が16日に行われた稍重の湘南S(3勝クラス)の1分33秒2だった。

 さらに大きな特徴となっているのが、対象8レースのうち、6レースで直線4番手以内にいた馬が勝利していることである。要は現在の東京の芝コースを後ろから回していては勝てないということがわかる。

 勝利に必要な条件は「内枠、先行脚質、持ち時計」を満たしていることが望ましい。

JRA安田記念(G1)インディチャンプは余裕の消し! VSアーモンドアイの「爆穴」投入!? 「緻密な馬場読み」こそが勝利への最短ルートの画像2

 まず「◎」はダノンキングリー(牡4歳、美浦・萩原清厩舎)だ。

 前走の大阪杯(G1)を逃げて3着に敗れたが、割り引く材料とはならない。この馬は昨年のマイルCS(G1)でも5着に敗れているように3着以内をはずしたことがない関東とは異なり、関西での競馬はパフォーマンスが落ちる傾向にある。目標にされて3着なら距離短縮の今回は大幅な前進が見込めるだろう。東京コースは昨年の毎日王冠(G2)でアエロリットやインディチャンプを差し切った舞台。インディチャンプが人気するならこちらに妙味があるだろう。

 ここ3戦手綱を取った横山典弘騎手から主戦・戸崎圭太騎手に戻ることも好感だ。骨折で半年ぶりの復帰となった戸崎騎手だが、土曜東京で2勝をあげて復調気配。復活の狼煙をあげるには絶好の機会だろう。極めつけは2枠2番の絶好枠を引けたこと。条件は揃った。

JRA安田記念(G1)インディチャンプは余裕の消し! VSアーモンドアイの「爆穴」投入!? 「緻密な馬場読み」こそが勝利への最短ルートのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  3. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
  7. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. ヤマニンウルス、オーサムリザルトに新たなライバル登場か…元クラシック候補が路線変更ズバリ、M.デムーロ「強かった。乗っていただけ」
  10. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負