真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.06.08 16:00
JRA池添謙一、安田記念制覇「10分前」にあった天啓!? 「魔女の一族」スイープトウショウの“強烈アシスト”でグランアレグリア大激走
編集部
7日、東京競馬場で行われた安田記念(G1)は3番人気グランアレグリア(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が優勝。アーモンドアイの史上初G1・8勝を阻止する大金星を1歳年下の牝馬が成し遂げた。
鞍上の池添謙一騎手は3コーナーで芝の塊が顔に直撃した影響で、右目を腫らした状態で勝利ジョッキーインタビューに登場。「僕の仕事はしっかりできたと思います。痛くないです。嬉しいが勝っています」と語ったが、顔の負傷は激闘を物語る勝利の勲章だろう。
G1・26勝を誇る池添騎手だが、実は今回が安田記念初制覇。これまでの最高は2005年のスイープトウショウの2着だった。
05年の安田記念はテレグノシスが単勝オッズ5.8倍で1番人気。5番人気までが単勝オッズ10倍を切る混戦模様だった。そんな中、スイープトウショウは前走の都大路S(OP)で5着に敗れていたこともあり、10番人気の低評価。だが、レース本番では上がり最速の末脚で追い込み、ゴール前でアサクサデンエンとの叩き合いを演じ、低評価を覆す2着に入った。
勝ち馬との着差は、わずかクビ差。レース後、池添騎手は「一発を狙っていたのですが残念です。直線もう少し我慢したかったのですが、外から来られて動かざるを得なかったです。その分、交わし切れませんでしたね」と悔しがった。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
関連記事
JRA安田記念「不参加」武豊“空き巣”大失敗でリーディングに暗雲!? 1番人気4度も単勝1.4倍「大器」ポタジェで痛恨の敗戦
JRA安田記念(G1)「3頭出し」全滅の大誤算……ダノンキングリー、ダノンプレミアム、ダノンスマッシュを襲った「前日の不運」とは
JRA安田記念(G1)グランアレグリアを「ワープ」させた『みんなのKEIBA』に批判殺到!? 大本命アーモンドアイ「大写し」の結果敗戦……6年前「ハープスター事件」の悪夢再び
JRA安田記念(G1)アーモンドアイは「何故」負けたのか。最強女王に立ちはだかった「8冠」の壁
JRA安田記念(G1)アーモンドアイ「シンボリルドルフの呪い」に屈する。調教師帯同できず、主戦騎手が異変報告も「レース出走」後に故障引退……無念の「7冠」から35年