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2016.10.25 01:45

「ディープインパクト産駒・爆発」の2016牡馬クラシック。3頭の「筆頭後継種牡馬候補」が彩った結末は「衝撃」と驚嘆
文=利坊
春から夏を越え、3歳の勢力図は一変することは珍しくない。しかし、この世代に関しては上位の力がやはり抜きん出ていた。フランスに渡ったマカヒキは別として、ディーマジェスティとサトノダイヤモンドはそれぞれトライアルを圧勝。逆に、強豪の一角だったエアスピネルは着順を落とし、リオンディーズも故障・引退となるなど「キングカメハメハ産駒」にとっては受難の時期となった。
そして迎えたラストマッチ・菊花賞。ここで、まさに「衝撃」が待っていた。これまで世代でもっとも大きな期待を持たれながら、同じ父を持つライバルたちに先んじられたサトノダイヤモンドが、今年のクラシック全体で最高のパフォーマンスを発揮する。
3000mを不安視されたサトノダイヤモンドであったが、真の能力を解放した同馬には一切関係がなかった。目の覚めるような凄まじい末脚。4コーナーで並走したディーマジェスティすらも一瞬で置き去りにし、残り200mになる前に勝負を決めてしまうという圧巻の内容。このレースだけを見れば、ハイレベル世代というより「サトノダイヤモンド世代」と表現してもまったく過言ではない。それほどの強さ、異様さで、過去に菊花賞を制したオルフェーヴルやディープインパクトと比較する人も多かったかもしれない。今回の菊花賞は、エアスピネルの復活、レインボーラインがクラシックで初めて「5強」に割って入るなど、今後の可能性を感じさせるレースでもあった。
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