GJ > 競馬ニュース > 菊花賞は「スタミナ不要」?  > 2ページ目
NEW

現代の菊花賞は「スタミナ不要」? 近3年の菊花賞上位馬が示した明らかな「傾向」とは


 2年前の2014年の菊花賞は、トーホウジャッカルがレコード勝ち。2着にサウンズオブアース、3着にゴールドアクターという結果であるが、トーホウジャッカルがその後に最も輝いたのは、翌年の宝塚記念だ。

 またサウンズオブアースとゴールドアクターは、後に有馬記念(G1)でワン・ツーを飾る実力馬だが、今年の天皇賞・春(G1)ではともに人気を集めながらも大敗。距離の限界があったのではないだろうか。

 さらに昨年の菊花賞を勝ったキタサンブラックは今年の天皇賞・春も制した実力馬だが、母の父がスピード型のサクラバクシンオーということが話題になった。また、2着のリアルスティールも今年は1800mのドバイターフ(G1)を勝つなど、主にマイルから中距離路線を歩んでいる。

 これらからいえることは、現在の菊花賞では「スピード能力の重要性」が極めて高まっているということではないだろうか。

 出走馬にとってほぼ未知の距離となる京都の3000mでの戦いとなると、どうしても最初に「距離は大丈夫なのか」と考えてしまうのは当然だろう。

現代の菊花賞は「スタミナ不要」? 近3年の菊花賞上位馬が示した明らかな「傾向」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  7. 武豊「嘘だろ…?」調教師も茫然自失の逆転劇。「神騎乗」で雪辱を果たした栄光も束の間…悲運の貴公子ダンスインザダーク【競馬クロニクル 第20回】
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
  10. JRA松岡正海騎手「武豊より英語ペラペラ」の意外の声に「失礼な!(笑)」!?  ウインブライト香港G1制覇の裏に「欧州の大騎手」の教え