真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.24 07:35

菊花賞完勝のサトノダイヤモンドが来年の凱旋門賞(仏G1)出走!? 年末の有馬記念出走プランも!
編集部

ついに、「世代No.1」であることを証明したサトノダイヤモンド。
振り返れば今年の2月のきさらぎ賞(G3)、単勝1.2倍の圧倒的人気に応えたサトノダイヤモンドの評価は、まさに青天井のような状態だった。「世代最強」どころか、「三冠馬」の声、一部の競馬専門家たちは「ディープインパクトやオルフェーヴル以上の逸材」と声をそろえた。
しかし、クラシック第一弾の皐月賞では1番人気に推されたものの、最後の直線で不利を受けて3着。続く日本ダービーでもレース中に落鉄して2着。期待された春シーズンをまさかの無冠で終えた。
秋を迎えた神戸新聞杯でも勝ちはしたものの、上がり馬のミッキーロケットにクビ差まで迫られる辛勝。ラスト一冠に向けて暗雲のようなものが立ち込めたが、それでもファンが1番人気に選んだのはサトノダイヤモンドだった。
そして、見事期待に応え「真の実力」をようやく証明したサトノダイヤモンド。最後の直線入り口で、すでに先頭を射程圏に入れる絶好のポジションだったにも関わらず、そこから上がり最速の末脚を繰り出されては、他の馬に成す術はなかった。
最後は流す余裕さえ見せてのゴール。2着レインボーラインとの着差こそ2馬身1/2の差だが、各馬との実力差はそれ以上のものを感じさせる完勝劇だった。
この勝利で最も嬉しかったのは、サトノダイヤモンドのオーナーとなる里見治氏に違いない。
PICK UP
Ranking
17:30更新「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし