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JRA関西のブレイク厩舎が送り込む“コントレイル級?”2歳馬がデビューへ! 「調教師冥利に尽きる」逸材がベールを脱ぐ!

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 2歳戦がスタートして早2週間が過ぎた。今年の新種牡馬として注目を集めたドゥラメンテ産駒は勝利したものの、もう1頭の期待馬であるモーリス産駒は未だに勝利できず苦戦にあえいでいる。

 また、ブエナビスタの仔ブエナベントゥーラ、半姉にスカイグルーヴを持つレガトゥスなど注目馬が敗れるという波乱も巻き起こった。

 そんな中、今週末は超高額馬・ブレイブライオン(牡2歳、栗東・西村真幸厩舎)が21日の阪神でデビューを予定している。

 2019年のセレクトセールにて2億円で落札されたブレイブライオン。半兄に14年、15年の南部杯(G1)を連覇したベストウォーリア(父マジェスティックウォリアー)を持つ注目馬だ。父ディープインパクトのブレイブライオンは、芝1600m戦を初戦に選択しており、兄弟での芝、ダートG1制覇に期待がかかる。

 トレセンでは入念に乗り込まれており、10日に栗東・坂路コースで一杯に追われ、4ハロン52秒3、ラスト12秒5の時計をマーク。併せたカセドラルベル(2勝クラス)には先着を許したものの、デビュー前の2歳馬としては抜群のタイムだ。

 今年、無敗の2冠馬となったコントレイルがデビュー前に出した時計が、4ハロン53秒7、ラスト12秒0(強め)だったことを考えれば、遜色ない内容と言えるだろう。

「稽古で好時計をマークしており、ブレイブライオンは今週の阪神デビューの注目馬ですね。追い切りに騎乗した福永祐一騎手も『トビもフットワークもいい。初戦から期待できそう』と好評価しています。

西村調教師もブレイブライオンにはかなり期待しているようで、『これだけの馬を預かるのは調教師冥利につきる』と言うほど。2億円という高額馬に恥じない仕上がりで、デビュー戦を迎えることになりそうですね」(競馬記者)

 管理する西村調教師は厩舎開業5年目の期待の若手調教師。昨年、マーメイドS(G3)をサラスで初重賞制覇を飾ると、その後タイセイビジョンで京王杯2歳S(G2)を制し重賞2勝を挙げた。今年はすでに重賞3勝しており、全国リーディングでも10位タイにつけている。

「関西の名門・角居勝彦厩舎は来年2月での解散が決定しているため、積極的に2歳馬の受託をしていません。角居厩舎といえば、クラシックを目標にする有力馬を多く預かっていました。その分、有力馬が他厩舎に流れるため、西村厩舎も恩恵を受けているはずです。ブレイブライオンを管理するということは、ポスト角居としての期待の表れとも言えるのではないでしょうか」(別の記者)

 実際に、今年の西村厩舎が挙げている18勝は、池江泰寿厩舎、須貝尚介厩舎、中内田充正厩舎といった名門厩舎を上回る成績である。まさに関西のネクストブレイク調教師だ。

 すでにアスコルターレで2歳戦を勝利している西村厩舎。今後、さらに勢いをつけるためにも、ブレイブライオンのデビュー戦は落とせない重要な一戦になりそうだ。

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