真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.10.27 10:55

【徹底考察】天皇賞・秋(G1) リアルスティール「毎日王冠を使えなかったことは『プラス』か『マイナス』か?答えは『最終追い切り』の中にある」
監修=下田照雄(栗東担当)

『考察』
この秋は毎日王冠(G2)から始動予定も、体調面が合わず天皇賞・秋(G1)に直行することになったリアルスティール。
毎日王冠の最終追い切りでは、この日の一番時計となるタイムを叩きだしていたが、陣営はデイリースポーツの取材に「追い切りの感じと追い切った後の状態を見て決めました。夏負けが尾を引いていて、呼吸が浅く、発汗が悪い。中途半端な状態で出したくありませんし、より万全を期すため、回避します」と回避を決断。
この一件を受け、天皇賞・秋(G1)に向けては「誤算」と後ろ向きに報じられているようだが、その可能性は低い。
無論、リアルスティールが夏負けしたこと自体は誤算だろうが、毎日王冠を見送った決断に関しては正解である可能性が高いからだ。理由は毎日王冠時の「【徹底考察】毎日王冠(G2) リアルスティール「安田記念の大敗は福永祐一騎手の『騎乗ミス』だけにあらず。もう一つの『敗因』はデムーロだけでは変わらない(リンク)」を参考にしていただきたい。
要約すると、リアルスティールが今春の安田記念(G1)で大敗した最も大きな理由は「レース中に掛かったこと」であり、掛かった要因は「必要以上に速い時計の最終追い切り」で馬が前向きになり過ぎていることではないかというものだ。
結局、リアルスティールが毎日王冠を回避したため内容が前回と重複してしまうところはあるが、昨年の菊花賞からの国内レースにおける本馬の最終追い切りの時計だ。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分