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JRA藤沢和雄厩舎クラシック候補の期待馬が“デビュー延期”。舞台裏には思わぬ“誤算”が……

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 13日の函館10Rで史上2人目の通算1500勝を挙げた名門・藤沢和雄厩舎に思わぬ誤算があったようだ。

 21日の東京芝1600mの新馬戦に出走を予定していたアークライト(牡2歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が、7月5日の新馬戦を目標に変更することが明らかになった。今週末にも函館に移動する予定となっている。

 父にディープインパクト、母にヒストリックスターを持つアークライト。全姉は2014年の桜花賞馬ハープスターという超良血馬だ。22年2月に定年となる藤沢調教師にとっては、最後のクラシックに挑む最有力候補である。

 10日には美浦・坂路コースで4ハロン55秒2、ラスト12秒4の時計をマークするなど、新馬戦に向けて順調に調教を積まれてきた。だが、17日に行われた最終追い切りは同じコースで、4ハロン59秒4、ラスト14秒4と物足りない動き。その後、新馬戦のスケジュール変更が発表されたのだ。

「陣営は大型馬で荒れた馬場だと能力を発揮できないことから、馬場の状態が悪化しそうな東京を回避して函館へ目標を変えたようです。しかし、調教の内容があまりにもヒドイことが1番の原因でしょう。

翌週の新馬戦ではなく、中1週空けるということは入念に仕上げたいことの表れだと思います。古馬と併せ馬を行うほどにまで仕上がっていた馬が崩れてしまったとなると、今後に不安が残りますね」(競馬記者)

 まさかの誤算となってしまったが、その一方で嬉しいデータもある。

 ここ数年だけでも、藤沢厩舎の管理馬で北海道の新馬戦でデビューを迎えたソウルスターリング、タワーオブロンドン、サトノアレスらはG1馬へと駆け上がっていった。怪我の功名となるかもしれないのだ。

「7月の函館を選択したのは鞍上確保のためという可能性が高そうです。当初から鞍上はC.ルメール騎手で決まっていましたし、藤沢和雄厩舎のクラシック候補ですから何としてでも乗ってもらいたいのではないでしょうか。来週は宝塚記念(G1)があるので、1週間先延ばしたのかもしれませんね。

また、当初アークライトが出走予定だった新馬戦に、藤沢厩舎はカランドゥーラを出走させてルメール騎手に乗ってもらうようです。こちらはいい仕上がりですし、急遽の出走となりますが、不安はなさそうですね。こちらも母ラストグルーヴの良血馬なので期待できそうです」(別の記者)

  “想定外”の展開で強力な鞍上確保でのデビューとなったカランドゥーラ。アークライトともども新馬戦で無事に勝ち上がることができるだろうか。

 果たして、一連の予定変更は吉と出るか凶と出るか……。

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