JRA藤沢和雄厩舎「最後」のクラシック大本命!? 全姉ハープスターの超大物が仕切り直しの函館でヴェールを脱ぐ

ついに噂の超大物候補がヴェールを脱ぐ。アークライト(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)が5日の函館5R(芝1800m)でようやくお披露目となりそうだ。
当初は東京でのデビューを予定していたが、開催が進んで馬場が悪くなってきたことを考慮して延期。満を持しての函館デビューとなった。22年2月に定年を迎える名伯楽にとっても最後のクラシック候補として注目のレースとなりそうだ。
アークライトの血統は母ヒストリックスター、祖母に2冠馬ベガがいる超良血。全姉ハープスターは2014年の桜花賞(G1)を勝利し、凱旋門賞(G1)にも挑戦した名牝だ。また、父にディープインパクトが選ばれたのもハープスター以来7年ぶりとなる。全弟ともあれば、否が応でも期待が大きくなるだろう。
藤沢師が惚れ込んだだけのことはある。500キロを超える恵まれた馬体、古馬と併せ馬を行って互角の動き。牡馬ということもあって、生産したノーザンファームの期待もかなり高い。
24日の1週前追い切りでは函館・芝コースで4ハロン54秒8、ラスト1ハロン12秒2を馬なりでマークする軽快な走りを披露した。新馬戦からC.ルメール騎手を配したことも、必勝を期してのデビューになりそうだ。
「東京でのデビュー前に美浦の坂路で4ハロン59秒4、ラスト14秒4と最終追いにしては物足りない動きだったことからも、デビュー延期は既定路線だった可能性が高そうです。
荒れ模様の天気と馬場状態を考慮したということですが、今週末の函館は晴れの予報も出ているように、結果的に函館デビューは正解だったかもしれません」(競馬記者)
先日の函館スプリントS(G3)をダイアトニックが1分7秒5の好時計で勝利していることからも、函館の馬場は非常に良好な状態となっている。まさに陣営が望んだ好天と良好な馬場に完全に一致したといえるだけに、さすがといえる名伯楽の読みの鋭さだ。
藤沢厩舎といえば古くはタイキシャトルで安田記念(G1)、バブルガムフェローで天皇賞・秋(G1)を勝っているように東京競馬場のイメージが強い。だが、近年はソウルスターリングやタワーオブロンドンは北海道でデビューしてG1馬へと駆け上がった。超良血アークライトも偉大な先輩に続いてデビュー戦を飾ることができるだろうか。
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