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JRAハービンジャー1歳馬「大量主取」の低評価!? ブラストワンピース、ペルシアンナイト「看板」不振でドゥラメンテら“世代交代”の波に……

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 7月13日、14日の2日に渡ってノーザンホースパークで行われた「セレクトセール2020」。今年の2日間の種牡馬別合計落札額でトップだったのは、ハーツクライ。36頭が落札されて27億1800万円、平均価格は7550万円にも及んだ。

 だが、続くディープインパクトも存在感を示した。1歳セッションのみ、12頭とハーツクライの3分の1の頭数だったが、歴代3位の5億1000万円の値がつけられたシーヴの2019など、合計24億9700万円、平均2億808万円を叩き出している。

 ディープインパクト産駒が相変わらずの人気を見せたが、それより下位では、ロードカナロアが35頭落札されて合計16億6100万円、ドゥラメンテ産駒が27頭で合計14億400万円、さらにエピファネイア産駒が21頭で合計9億3300万円と、種牡馬入りして比較的日が浅い馬たちの産駒に人気が集まったようだ。徐々に世代交代の波が訪れていることを実感してしまう。

 だがその波に飲み込まれてしまったのか、予想以上の苦戦を強いられた種牡馬もいる。ブラストワンピース、ペルシアンナイトらG1馬を輩出した実績を持つハービンジャーだ。

 今年のセレクトセールでハービンジャー産駒は1歳馬が15頭、当歳馬が10頭、計25頭が上場した。しかし、当歳馬の主取はなかったものの、1歳馬はそのうち6頭が主取。今回のセールで最も多く主取された種牡馬となってしまった。

「1歳馬の主取が目立ちましたが、昨年のセレクトセールではライフフォーセールの2019(牡)が2億2000万円の高値がつけられるなど、上場した9頭すべて落札されていたんですけどね。最近ハービンジャー産駒は不調ですし、今年のセレクトセールでセリにかけられた1歳馬たちは、オーナーにとってあまり魅力的に写らなかったのかもしれません。

G1馬も数頭輩出しているハービンジャーですが、最近はノームコアやディアドラなどの牝馬勢が気を吐いているものの、看板的存在だったブラストワンピース、ペルシアンナイトも勝利からは遠ざかっています。

さらに近年デビューした3歳、4歳世代の元気がないです。ニシノデイジー、ハッピーアワーなどが重賞を勝っているものの、最近は伸び悩んでいます。また同世代のサマーセントが先日、マーメイドS(G3)を勝ちましたが、これは斤量が50kgだったこともあり、ハンデに助けられた感が強く、評価が難しいです。種牡馬として復権するためには、産駒がさらに結果を出す必要があるでしょうね」(競馬記者)

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 4歳世代のハービンジャー産駒でトップの賞金額を誇るニシノデイジーが、今週末に開催される函館記念(G3)に出走予定。前走の目黒記念(G2)ではまさかの殿負けを喫したが、今回は1年ぶりに同馬とともに重賞を制した経験を持つ勝浦正樹騎手に手綱が戻る。一変することも十分考えられるだろう。

 ニシノデイジーの函館記念での好走をきっかけに、ハービンジャー産駒たちの成績が上向けばいいのだが、果たして……。

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