真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.07.23 17:00
いつまで続く無観客……JRAが「有観客開催」に踏み切れない理由とは?
編集部
「今のコロナ禍の状況から、表立って世間に知らしめることはあまり得策ではないためか、大きく公表はされませんが、JRAの売り上げ自体は毎週下がっていないんです。競馬だけで言うなら、それこそ地方競馬なんかはネット投票の普及で、むしろ売り上げレコードを連発しているくらいバカ売れしていますからね」(同)
国からも開催の継続は至上とされているのかも。そんなバカげた想像も案外、あり得る話かもしれない。JRA的には、無観客開催でもとりたてて大きな問題はないのだ。
とはいえ、やはりファンあっての競馬であることに間違いはない。コロナ禍にあって少ない娯楽の一つとして、競馬は改めて脚光を浴びる形となったが、このままでいいはずはない。
「もちろん、JRAはそれも優先事項。もし、有観客が行われるとしたら、よく言われている通り、最初は『指定席のみ』になるでしょう。
ただ、一般開放となると、簡単にはいきません。入場制限をして、ゴール前などは立ち入り禁止。発売窓口もソーシャルディスタンスを守って……なんてやるにしても、どこまでできるか。
第一、プロ野球やJリーグ、大相撲など、すでに有観客で始めている他のプロスポーツでは観戦に際して『大声での応援禁止』も決まりになっていますが、“お金を賭けている”競馬で声を出すなというのも……」(同)
日常生活と同様、競馬も通常に戻るまでには、まだ越えなければならないハードルはいくつも残っている。再び競馬場にあの熱気が戻ってくるのは、まだ少し先になりそうだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!