JRAウオッカと「期待度」の高さは共通!? 「ヤマカツ」軍団の秘密兵器がいよいよデビュー!
9日(日)新潟競馬6レース、2歳の牝馬限定の新馬戦でルース(牝2歳、栗東・池添兼雄厩舎)という競走馬がデビュー予定だ。
馬主は山田和夫氏であるが、ここまでを読んで「ん?」と疑問を持たれた方の感覚は正しい。それもそのはずで、馬主が「ヤマカツ」の冠名でお馴染みの山田氏だからである。
「ヤマカツルースではなくて?」という疑問を持つのが当然の競走馬なのだ。
過去にも冠名を付ける馬主が冠名を付けないという例はある。思い出される競走馬として、近年ではやはり「ウオッカ」だろう。
馬主は「タニノ」の冠名が有名な谷水雄三氏で、ウオッカは牝馬による日本ダービー(G1)制覇を成し遂げた歴史的名牝である。
父であるタニノギムレットの「ギムレット」がジンベースのカクテル名であり、父よりも強くなってほしいと、ジンよりも強い酒である「ウオッカ」と名付けられた。
「タニノ」と付けなかったのはストレートの方が強い(アルコール度数が高い)から。冠名を付けず「ウオッカ」のみのストレートな馬名としたのには、そのような意味が込められていたのだ。
このように冠名を付ける馬主がそれを付けなかった時、そこには何かしらの意味が込められている可能性が高い。
話はルースに戻るが、本馬にしても例外ではなく、その血統背景などからも馬主の期待感が伝わってくる。
母のヤマカツマリリンは仔出しの良い繁殖牝馬で、「ヤマカツ」の冠名が付く繁殖牝馬の中では期待度が最も高いと言える。近10年で山田和夫氏が所有した競走馬の中でも、収得賞金の上位2頭はヤマカツマリリンの仔。山田氏にとっても特別な馬である事は間違いないだろう。
その中でもやはり代表的なのはヤマカツエース(父キングカメハメハ)で、金鯱賞(G2)連覇など重賞5勝と大活躍。
収得賞金順では次にヤマカツマーメイド(父ロードカナロア)となるが、ともにルースの母と同じヤマカツマリリンである。
もう1つ、これらの産駒に共通して言えるのは、父がキングカメハメハ系という事。ルースの父であるドゥラメンテもキングカメハメハ系という事から、血統の相性は非常に良さそうだ。
先週の栗東坂路ではジョッキー騎乗で一杯に追われ、4ハロン53.7-39.3-26.1-13.2。一杯に追われた事で動きも徐々に良くなってきている。
陣営も「前向きな気性で、血統的にも楽しみ」と期待を持っており、気性的にも初戦から動けそうな気配だ。
そんなルースの馬名意味は、スペイン語で「光」。
2017年以降は重賞制覇から遠ざかっている山田氏だが、本馬によって一条の光が差し込む事を期待しているのかもしれない。
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