JRA関屋記念(G3)過去10年「8勝」「全連対」の“神”傾向!? 今年「アノ枠」を引き当てる“強運”を持つのは……
16日(日)に新潟競馬場で開催される、サマーマイルシリーズ第3弾、関屋記念(G3)。勝負を左右する「枠順」は14日に発表される予定だが、その中でも「7枠」「8枠」の外枠に入る馬に熱視線が送られている。
何故ならば関屋記念では、過去10年で「7枠5勝」「8枠3勝」、さらに「7枠」か「8枠」が連対する確率が100%という圧倒的すぎる成績を収めているからだ。
枠順が注目される重賞といえば、有名なのは日本ダービー(G1)だ。過去10年で1枠に入った馬が4勝2着2回3着1回と、優秀な成績を収めている。また宝塚記念(G1)では、今年も8枠16番に入ったクロノジェネシスが2着に6馬身差をつけて圧勝するなど、8枠の馬が7勝と外枠優位な結果が出ている。
そして関屋記念も負けていない。昨年は1着13番ミッキーグローリー、2着14番ミエノサクシードと7枠がワンツーを飾り、一昨年も7枠12番プリモシーンが優勝。17年は2枠3番マルターズアポジーが逃げ切り勝ちを収めたが、2着には8枠15番ウインガニオンが入るなど、とにかく外枠の馬の好走が目立っている。
「新潟で外枠が強い重賞といえば、アイビスサマーダッシュ(G3)を思い出す人が多いですが、この関屋記念もそれに負けず劣らず外枠の馬が優勢。過去10年では牝馬が2勝をあげていますが、いずれもオレンジの7枠でした。
ちなみに今夏の新潟開催で芝1600m戦は11回行われていますが、初日7月25日(土)の新馬戦が1着7枠15番リフレイム、2着8枠17番ギャリエノワール、3着18番スターリーアイズの外枠で決着したのをはじめ、実に7回も7枠、8枠の外枠に入った馬が馬券に絡んでいるんですよ。ここまでくると偶然では片付けづらいですね」(競馬誌ライター)
今年はプリモシーン、サトノアーサーが有力視されている。だがこの外枠を引き当てた人気薄の馬がジャイアントキリングを起こすことも十分あり得るだろう。枠順発表が待ち遠しい。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
関連記事
JRA 何故「幻のスプリント王」クリノガウディーはマイル重賞・関屋記念(G3)に戻ったのか? 前走1番人気12着大敗で見えた高松宮記念(G1)1位入線の「理由」
新潟マイル「3戦3勝」アストラエンブレムが7歳で重賞初V狙う! 鞍上は「福永・蛯名」超え4勝“不惑”迎えたあの男【関屋記念(G3)展望】
JRA福永祐一「2020新潟マイル」4戦4勝で無双状態!? 来週、関屋記念(G3)へ「あの女傑」に大チャンス!
JRA札幌のルメールには逆らうだけ無駄!? 大きな異変が起きたのは種牡馬の勢力図……馬券攻略のヒントになるか
JRA”キタサンブラック世代”が躍動!ウェスタールンド、パフォーマプロミスなど……現8歳は“超”遅咲き?