JRA単勝回収率「516%」のアノ馬が2歳戦でドゥラメンテ、モーリスを凌駕! 穴馬券連発で注目の存在に
6月から始まった2歳戦もはや8月半ばに突入。昨年死亡したディープインパクト、キングカメハメハの後継種牡馬争いも激戦が繰り広げられている。
最も注目を集めていた新種牡馬ドゥラメンテ、モーリス産駒の勝ち数が伸び悩んだこともあり、混迷を極めていた。だが、一時は種牡馬としての成功に黄色信号が点灯しつつあった2頭も順調に勝ち星を積み上げて、再評価されつつある。
今週から始まる小倉開催の前に、ここまでの2歳戦の成績を振り返ってみたい。
以下は6月6日から8月9日までの2歳戦における種牡馬別の成績である。
1位 ディープインパクト【6- 6- 3-10/25】勝率24.0%、連対率48.0%、複勝率60.0%
2位 ドゥラメンテ 【6- 4- 4-29/43】勝率14.0%、連対率23.3%、複勝率32.6%
3位 ダイワメジャー 【6- 3- 1-24/34】勝率17.6%、連対率26.5%、複勝率29.4%
4位 ゴールドシップ 【5- 1- 1-13/20】勝率25.0%、連対率30.0%、複勝率35.0%
5位 キズナ 【4- 7- 5-33/49】勝率8.2%、連対率22.4%、複勝率32.7%
6位 モーリス 【4- 6- 5-23/38】勝率10.5%、連対率26.3%、複勝率39.5%
7位 リオンディーズ 【4- 0- 2-26/32】勝率12.5%、連対率12.5%、複勝率18.8%
ディープインパクトが貫録を見せて1位となったが、7月に4勝を挙げたドゥラメンテが2位に浮上。モーリスは8月に入って一気に浮上。先週の土日で3勝の大攻勢でのし上がった。
3位のダイワメジャーは得意の夏競馬で安定感を見せている。この時期の新馬戦はローカル開催で短距離戦が多く組まれていることも、短距離志向が強い種牡馬の強みだろう。
意外性を見せたのが4位のゴールドシップだ。
産駒の出走回数はわずか20回と上位では最少にもかかわらず、5勝を挙げている。勝率25%は1位のディープインパクトすら上回る。1着以外は2着1回、3着1回であり、単勝で勝負できる種牡馬といえそうだ。
最も大きな特徴といえるのが、これだけの好成績を残していても上位人気馬の出走がないことである。勝ち馬の人気の内訳も3番人気1勝、4番人気1勝、5番人気2勝、10番人気1勝と1、2番人気に支持された馬は皆無。他も10番人気2着、5番人気3着なのだから狙って損はない。
それもそのはず、ゴールドシップ産駒の単勝回収率は516%と圧倒的な数字を出しているのだ。それだけに同馬の産駒が出走する2歳戦は穴馬券をゲットするには絶好のチャンスかもしれない。
今週から積極的に狙ってみるのも面白そうだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 【阪神JF】リバティアイランド、アスコリピチェーノ、ソダシを超える逸材!? 2歳女王決定戦で買うべき“大物馬主”推奨の2頭
- 武豊「来年が楽しみ」ヤマニンウルス不在でも大健闘…フォーエバーヤング擁する世代レベルの高さも証明
- 【香港C(G1)展望】絶対王者ロマンチックウォリアーVS逆襲の女王リバティアイランド! ダービー馬タスティエーラ完全復活なるか
- 【阪神JF(G1)展望】L.デットーリ×米国2歳女王メイデイレディが日本襲来! フォーエバーヤング妹など日本の女王候補が迎撃
- ミホノブルボンvsライスシャワー連想させた「100分の1」の攻防!同一馬によるワンツースリーは平地競走史上初
- 武豊「非常識な最高速」でチェルヴィニア置き去り…他馬を凌駕する切れにC.ルメール「ドウデュースと同じ走りは出来ない」
- 【香港マイル(G1)展望】3歳マイル王ジャンタルマンタルが待望の戦線復帰! 悲願達成のソウルラッシュと世界制覇に挑む
- ジャパンCでも天皇賞・秋でも下馬評覆す4歳馬の好走…「最弱世代」の汚名返上着々、出遅れて逃げてもダービー馬に先着の逸材が待望の復帰
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- ハーツクライ産駒でも走りはディープインパクト?有馬記念に潜むファンの夢と希望とロマンと甘い罠
関連記事
JRA「ラブリーデイVSドゥラメンテ」新種牡馬対決が早くも勃発! 「良血」ジャカランダレーンと「一番星」アスコルターレに注目!
JRAドゥラメンテに種牡馬成功の兆し見えた!? 適性は父キングカメハメハではなく、まさかのアノ馬そっくり?
JRA新種牡馬の勢力図が急変!? ドゥラメンテ産駒「未勝利」も、アノ産駒は「3勝」の固め打ち! セレクトセール明け、良血馬の仔が本領発揮か
JRAノーザンファーム「シナリオ通り」のドゥラメンテ祭り!? 来週セレクトセールに向け「猛プッシュ」ドゥラメンテ産駒のデビュー戦連勝劇
JRAモーリス産駒、今週負けると「お先真っ暗」!? 最後の切り札は「あのダービー馬」と重なる大物候補