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JRA新種牡馬の勢力図が急変!? ドゥラメンテ産駒「未勝利」も、アノ産駒は「3勝」の固め打ち! セレクトセール明け、良血馬の仔が本領発揮か

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 13日と14日の2日間に渡って行われた今年のセレクトセールは歴代2位の総落札額という大盛況で無事に終了した。

 今年が最後の上場となる可能性が高いディープインパクト産駒では、シーヴの2019が5億1000万円で落札されるなど、平均2億円超えでの取引となった。これがセールを盛り上げた一番の要因だろう。

 また、今年2歳馬がデビューした新種牡馬からはドゥラメンテ産駒の1歳馬で2頭、当歳馬で1頭が1億円越えの高額落札となった。まだ、限られた2歳馬しか出走していないため、産駒の傾向が掴み切れていないだけに上々の結果と言えるだろう。

「ドゥラメンテ産駒が高額落札されたことに、ノーザンファームはホっとしているのではないでしょうか。ディープインパクト、キングカメハメハ亡き今、生産界を背負う存在として期待されていますからね。

ノーザンファームにとって、多くの生産馬が控えているドゥラメンテ産駒は今後のカギを握りそうです。6月からの2歳戦に同産駒が多く出走していたのは、セレクトセールまでに結果を出して、売上に繋げるという狙いがあります。その甲斐あって、セレクトセール直前の開催で2頭が勝利して、通算3勝で無事にセレクトセールを迎えました。

そのため、今後は注目産駒の出走が減ることが予想されます。今年の新種牡馬モーリスも同様に多く注目産駒が出走していましたので、この煽りを受けていた新種牡馬の産駒はこれから頭角を現すかもしれませんね」(競馬記者)

 そんな中、さっそく先週の開催で大活躍したのがリオンディーズ産駒だ。

 18日、阪神5Rの新馬戦をヴェールクレールが1番人気に応えて勝利。19日には福島2Rの未勝利戦をリーブラテソーロが制し、函館5Rの新馬戦では珍馬名として注目を集めたピンクカメハメハが勝利した。3場すべてで勝利を収め、2歳戦だけで3勝の固め打ちとなり、リオンディーズ産駒は通算4勝となった。

 これにより、2歳リーディングでは5勝のディープインパクト、ダイワメジャーに次ぐ3位に浮上。3勝のドゥラメンテ産駒が、20頭デビューし出走回数は26回というのに対し、4勝のリオンディーズ産駒は17頭デビューし、出走回数22回。少ない出走頭数、回数で勝ち星が上回っていることは十分に評価できるだろう。

「セレクトセールでリオンディーズ産駒の最高落札額は4100万円とドゥラメンテ産駒と比べると大きな差があります。これはドゥラメンテの繋養先が社台スタリオンステーションであるのに対し、リオンディーズはブリーダーズスタリオンステーションということで、社台グループの力の入れ方の差が影響しているかもしれませんね。父キングカメハメハ、母系にサンデーサイレンスが入っている血統構成も近いですし。

しかし、リオンディーズも母シーザリオという超良血馬です。産駒から活躍馬が出ても、全くおかしくありませんよ」(同)

 昨年他界したキングカメハメハの血を受け継ぐドゥラメンテとリオンディーズ。エアグルーヴを母系に持つ前者とシーザリオを母に持つ後者、甲乙つけがたい日本を代表する良血馬に違いない。

 果たして、キングカメハメハの後継として成功するのはどちらだろうか。今後の2歳戦から目が離せない。

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