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JRA「覚醒」良血馬と「不振」トップジョッキーの凸凹コンビ!? 菊花賞(G1)打倒コントレイルの筆頭に名乗りを挙げられるか

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 今年のクラシックはコントレイルが無敗の2冠馬に輝き、3歳牡馬で1頭抜けた存在となっている。すでに、秋は神戸新聞杯(G2)で始動し、3冠を目指し菊花賞(G1)に挑むローテーションが発表されている。

 そこに待ったをかけるのは、クラシックで未対戦の馬になる可能性が高いだろう。実際に、過去3年の菊花賞馬であるワールドプレミア、フィエールマン、キセキは春のクラシック未出走から戴冠している。

 今年も同様に、クラシック未出走だったが、連勝で2600mの条件戦を勝ったアンティシペイト、ビーマイオーシャンなどがコントレイルへの刺客として注目を集めている。

 もう1頭忘れてはならないのは、15日の小倉10R西部日刊スポーツ杯(2勝クラス)に出走予定のポタジェ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 半姉に重賞4勝を挙げたルージュバックを持つ良血馬のポタジェ。当然、クラシックも期待された馬だったが、昨年11月の黄菊賞(1勝クラス)で2着に敗れた後、長期休養に入った。復帰戦のプリンシパルS(L)でダービーの切符獲りに挑むも、タイム差なしの2着に敗れて、ダービー参戦とはならなかった。

「デビュー戦を除いて、ポタジェの上り3ハロンのタイムはメンバー最速です。これまでに5走して、連対率100%の抜群の安定感を誇っています。ただ、確実に伸びる末脚を持ちながらも、なかなか勝ちきれないレースが続いていました。

転機となったのは前走の生田特別(1勝クラス)ではないでしょうか。新馬戦以来のコンビとなった川田将雅騎手の手綱で、先行策から抜け出して、約10カ月振りの勝利を挙げました。コンビ2戦2勝は手が合っている証拠ですよ」(競馬記者)

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