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JRA菱田裕二「同期」長岡禎仁に続く!? 北九州記念(G3)ジョーカナチャン重賞2連勝で夏の王者へ

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 先週日曜の小倉記念(G3)で10番人気アールスターに騎乗した長岡禎仁騎手が見事優勝し、デビュー9年目にして待望の重賞初制覇を達成した。

 長岡騎手本人にとっても、今後の騎手人生に大きな意味を持つ勝利だが、同期の菱田裕二騎手にとっても大きな刺激になったに違いない。今週23日に同じ小倉競馬場で行われる北九州記念(G3)には、一際気合が入っていることだろう。

 騎乗するのは、前走のアイビスSD(G3)で重賞初制覇を飾ったジョーカナチャン(牝5歳、栗東・松下武士厩舎)。このコンビは5戦【1.2.0.2】で、掲示板を外したのはテン乗りだった初戦だけという安定感がある。

 さらに、この北九州記念は菱田騎手にとって2年前にアレスバローズで優勝して、自身の重賞初制覇を果たした縁起のいいレース。同期の長岡騎手の勢いに乗って、大いにアピールしておきたいところだ。

「菱田騎手は、デビュー4年目の2015年にはG1に9回騎乗。重賞連勝中のラストインパクトで有馬記念(G1)に挑んだ際は、大きな注目を集めました。しかし、残念ながらチャンスを活かすことができず、最近はG1に乗ることも滅多にありません。

ここで菱田騎手がジョーカナチャンで結果を出せば、サマースプリント制覇に大きく近づくだけでなく、秋にはG1へ向かう線も出てくると思うので、ここは是が非でも勝ちにこだわって欲しいですね」(競馬記者)

 ジョーカナチャンの状態だが、1週前追い切りでは栗東坂路をゴール前強めに追われ、4F53秒7、1F12秒0と好調をキープしている。

 データ的にも前走アイビスSDを使った馬が、北九州記念の上位に食い込んでおり、昨年も1着馬が、2年前・3年前は共に2着、3着馬が、前走アイビスSD組である。ジョーカナチャンには心強い傾向だ。

 もし今回ジョーカナチャンで優勝すれば、競馬学校28期生たちが2週続けて重賞勝ちという明るいニュースにもなる。モズスーパーフレア、アウィルアウェイ、レッドアンシェルと敵は揃っているが、相性のいい菱田騎手とジョーカナチャンのコンビで重賞2連勝をゲットしたいところだ。

 そうなれば、またG1の舞台が見えてくることだろう。

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