GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】ミッキークイーン  > 2ページ目
NEW

【徹底考察】エリザベス女王杯(G1) ミッキークイーン「最大のライバル・マリアライトとは、かつてのメジロドーベルとエアグルーヴの関係性?」


 ただ、その一方で「ずっと順調に乗り込んでいるし、中身はできていると思いますよ」と調整に一定の自信を見せている陣営。最終追い切りで、どこまで仕上げてくるのか。当日の馬体重や気配も含めて、状態面では特に注目したい一頭だ。

【血統診断】

mikki-kui-nkettou.jpg

 母ミュージカルウェイはフランスで重賞を3勝し、香港カップでも3着した実力馬。母父となるゴールドアウェイは日本で馴染みのない種牡馬だが、ディープインパクト×ヌレイエフの血を持つ牝馬となれば、成功例は多数いる。中でも特筆したいのが、このヴィクトリマイルを連覇したヴィルシーナ、そして先月の秋華賞を勝ったヴィブロスの姉妹だ。

 同じディープインパクト産駒で母方にヌレイエフ、ミスプロ、ブラッシンググルームが入っている点はミッキークイーンと同じで、血統構成ではよく似ている。

 したがって、今の京都の馬場はミッキークイーンにとってもベストに近いコンディションである可能性が高い。秋華賞とは内回りと外回りの違いはあるが、むしろ落ち着いて競馬ができる外回りの方が歓迎だろう。当然ながら、秋華賞と同じ良馬場で迎えたいところだ。

 ただ、その上で一つポイントとなるのが、春2戦の連敗だ。

 無論、連敗とはいえどちらも2着。大きな傷ではないが、陣営は敗因をマイル戦の距離不足に求めていた。しかし、血統構成がよく似ているヴィルシーナがヴィクトリマイルを連覇したように、血統的なスピード不足は感じられない。単純に敗因は、実力によるものと考えられる。

【徹底考察】エリザベス女王杯(G1) ミッキークイーン「最大のライバル・マリアライトとは、かつてのメジロドーベルとエアグルーヴの関係性?」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター
  7. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  8. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  9. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  10. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……