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JRA小倉2歳S(G3)10番人気以下「爆穴馬」共通点はスプリントで活きるスタミナの血!? ○○○血統で万馬券を演出だ!

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 昨年こそ3、2、4番人気の決着と堅い決着に収まった小倉2歳S(G3)であるが、過去10年を遡ると2桁人気の連対も3度ある波乱含みのレースである。

 ましてや、今年は変則的な開催日程。波乱の目は十分にあると見た。ならばバットを長く持って予想したい。

 冒頭で述べた通り、過去10年の小倉2歳Sを10番人気以下で連対した馬は3頭。それらの馬は父系統に凱旋門賞馬の血を色濃く持っている馬だった。

 2014年に15番人気で1着となったオーミアリス(父ホワイトマズル)は、父父が凱旋門賞馬ダンシングブレーヴ。

 2016年に10番人気で2着となったダイイチターミナル(父コンデュイット)は、父父が凱旋門賞馬Dalakhani。母父父には同じく凱旋門賞馬であるトニービンの血も持っていた。

 2018年に13番人気で2着となったアズマヘリテージ(父トーセンジョーダン)は、父父父がトニービンである。

 小倉1200mとはいえ開催の進んだ馬場、それに加えスタート直後の下り坂がハイペースを生み、潜在的なスタミナが要求されるレースとなっているのだろう。

「◎」は7番ルクシオン。父父であるキングズベストは凱旋門賞の勝ち馬ではないが、その半姉に凱旋門賞馬Urban Seaを持つ血統。日本でお馴染みの凱旋門賞馬、ワークフォースも父キングズベストの産駒である。前走の時計は遅いが、軽く仕掛けただけで圧勝した楽な競馬。追えばタイムは縮まったはずで、九州産馬とはいえ侮れない。

「○」は母母父に凱旋門賞馬トニービンを持つ2番フォドラ。父ロードカナロアはキングズベストと同じKingmambo系で、ロードカナロア産駒も過去10年で単勝回収率173%、複勝回収率306%と優秀だ。

「▲」6番セレッソフレイム。前走のフェニックス賞(OP)でヨカヨカに敗れているが、開幕週のスピード馬場であった。上がり最速でヨカヨカに迫った事からも、時計が掛かれば勝負になる可能性もあるのではないか。

「△」は爆穴の1番ラマルセイエーズ。母父チチカステナンゴは、ロンシャン(現パリロンシャン)競馬場のパリ大賞(G1)を勝利した競走馬である。本馬は未勝利すら勝ち上がれていない身であるが、前走の上がりはメンバー最速。前走の位置取りからも重賞のここは後方からのレースを強いられそうだが、1200mを経験した事で多少の前向きさは見られるはずである。前がやり合う流れなら、漁夫の利を得られる可能性は捨てきれない。

 買い目はワイドと3連複で。

ワイド 2-6、2-7、6-7(3点)
3連複 1-2-7、1-6-7、2-6-7(3点)

 以上、6点で勝負したい。

「◎」ルクシオンが九州産馬である事は前述の通り。ここを勝つようなら、ヨカヨカに続いて九州産馬の快挙となる。九州の馬産地を盛り上げる為にも、是非とも良いレースを見せてほしいものだ。

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