真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.09.05 23:00

JRAサートゥルナーリア妹が「1200m」で覚醒! 夏の「上がり馬」ファーストフォリオが連勝!
編集部
5日、札幌競馬場で行われた札幌スポニチ賞(2勝クラス)は、3番人気のファーストフォリオ(牝3歳、栗東・須貝尚介厩舎)が優勝。これで2連勝と、飛躍の秋へ超良血馬がようやく軌道に乗ってきた。
16頭立てで行われた芝1200mのレース。好スタートを決めたファーストフォリオは無理せず好位から。最後の直線で前が塞がれるシーンがあったが、狭い所を割って先頭に立つと、最後はデルマカトリーナの追撃をしのぎ切った。
ファーストフォリオの母は日米のオークスを制したシーザリオ。兄には菊花賞(G1)とジャパンC(G1)を勝ったエピファネイア、皐月賞馬のサートゥルナーリア、2歳王者リオンディーズなどがいる超良血馬だ。
生まれながらにして大舞台での活躍が期待される血統馬だが、デビュー2戦目のエルフィンS(L)で、後の二冠馬デアリングタクトに完敗し、それ以降は1400m以下を使われていた。
「G1馬の兄弟の中でも、朝日杯フューチュリティS(G1)を勝ったリオンディーズと同じキングカメハメハ産駒ということで、どちらかといえば短い距離があっているのかなと思っていましたが、まさか1200mで連勝するとは思っていませんでした。
今回のレースは着差こそクビ差でしたが、最後の直線では前が塞がれるシーンも。決してスムーズな競馬ではなかったにも関わらず、勝ち切れたのは大きいですね。血統的にも、秋以降が楽しみな存在になりました」(競馬記者)
また、須貝尚介厩舎と吉田隼人騎手のコンビは、この日のメイン札幌2歳S(G3)もソダシで勝利、7月の函館記念(G3)を15番人気のアドマイヤジャスタで勝つなど、夏の北海道で大きな存在感を示している。
PICK UP
Ranking
17:30更新【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは