真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.09.18 15:00

JRAローズS(G2)過去データから浮上した「2頭」の上がり馬。“難関”を突破した特注馬とは
編集部
まず注目は前走だ。1頭だけ4月のフローラS(G2)以来という馬はいたが、それ以外の13頭はすべて前走が条件クラス。特に2勝クラスに出走していた馬は7頭と半数で、着順は6着以内ならOK。
しかし前走2勝クラスで敗退していた馬は、前々走で1勝クラスを勝利していることが条件。前走1勝クラスを勝利した馬も5頭と侮れず、この2つの条件クラスを使っていた馬が狙い。なお重賞以外で2桁着順がないことも重要だ。格下のクラスで大敗しているようでは上位争いは難しい。
また14頭中10頭が春以前に重賞もしくはオープン特別に出走経験がある。そして2勝馬11頭のうち9頭も、春以前に重賞かオープン特別に出走経験があるので、勝利数が少ないとはいえ、いきなり重賞初挑戦よりは経験がある馬が有利と判断できる。
そしてローテーションは14頭中9頭が前走8月に出走、7月2頭、6月1頭、9月1頭、4月1頭なので基本的に夏を使った馬が好走しやすい。また14頭中5頭がデビュー戦で勝利し、5頭が2戦以内、3頭が3戦以内と対象馬の多くが早くから勝ち上がっている。初勝利に4戦以上かかっているような馬は厳しい。距離適性も重要ですべての馬が芝の1600~2000mで勝利している。
これらの要素をまとめると以下の通りとなる。
・社台グループ関連馬
・関西の厩舎
・関西所属騎手
・前走条件クラス
・重賞以外で10着以下無し
・夏に出走
・デビュー3戦以内に勝利
・芝1600~2000mで勝利
以上の傾向やデータを踏まえて今年の出走予定馬を見てみると、激走候補に該当する馬が2頭いる。
PICK UP
Ranking
5:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは