GJ > 競馬ニュース > ローズS“難関”を突破した特注穴馬とは  > 2ページ目
NEW

JRAローズS(G2)過去データから浮上した「2頭」の上がり馬。“難関”を突破した特注馬とは

【この記事のキーワード】, ,

 まず注目は前走だ。1頭だけ4月のフローラS(G2)以来という馬はいたが、それ以外の13頭はすべて前走が条件クラス。特に2勝クラスに出走していた馬は7頭と半数で、着順は6着以内ならOK。

 しかし前走2勝クラスで敗退していた馬は、前々走で1勝クラスを勝利していることが条件。前走1勝クラスを勝利した馬も5頭と侮れず、この2つの条件クラスを使っていた馬が狙い。なお重賞以外で2桁着順がないことも重要だ。格下のクラスで大敗しているようでは上位争いは難しい。

 また14頭中10頭が春以前に重賞もしくはオープン特別に出走経験がある。そして2勝馬11頭のうち9頭も、春以前に重賞かオープン特別に出走経験があるので、勝利数が少ないとはいえ、いきなり重賞初挑戦よりは経験がある馬が有利と判断できる。

 そしてローテーションは14頭中9頭が前走8月に出走、7月2頭、6月1頭、9月1頭、4月1頭なので基本的に夏を使った馬が好走しやすい。また14頭中5頭がデビュー戦で勝利し、5頭が2戦以内、3頭が3戦以内と対象馬の多くが早くから勝ち上がっている。初勝利に4戦以上かかっているような馬は厳しい。距離適性も重要ですべての馬が芝の1600~2000mで勝利している。

 これらの要素をまとめると以下の通りとなる。

・社台グループ関連馬
・関西の厩舎
・関西所属騎手
・前走条件クラス
・重賞以外で10着以下無し
・夏に出走
・デビュー3戦以内に勝利
・芝1600~2000mで勝利

 以上の傾向やデータを踏まえて今年の出走予定馬を見てみると、激走候補に該当する馬が2頭いる。

JRAローズS(G2)過去データから浮上した「2頭」の上がり馬。“難関”を突破した特注馬とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  2. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
  5. 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも「鞍上未定」の怪…レース当週C.ルメール復帰予定、何かしらのサプライズも?
  6. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  7. 日本ダービー馬は運が良いだけ!? 天皇賞・春(G1)J.モレイラ「完璧騎乗」もタスティエーラ惨敗の絶望感…G1「2勝以上」上積みは2007年ウオッカが最後
  8. 「シャンパンカラーが勝つよ」昨年のNHKマイルCで9番人気の激走を見抜いた“凄腕”が指定したのは、ジャンタルマンタルでもアスコリピチェーノでもないまさかの激走穴馬
  9. どれだけハズレても我々は「バッターボックス」に立たせてもらえる! 悔いを残したくないからこその大ダメージ…競馬と後悔の実に深い繋がり【徒然なる神のくず競馬トーク】
  10. 【天皇賞・春】ドゥレッツァでもタスティエーラでもない光明!? レベル疑問の4歳世代に「惑星ステイヤー候補」が登場