GJ > 競馬ニュース > 川田将雅 ショウナンパンドラ2世の行方  > 2ページ目
NEW

JRA川田将雅「気になる」3連勝ショウナンパンドラ2世の行方!? ローズS(G2)リアアメリア全力投球も複雑……

【この記事のキーワード】, ,

「実は、川田騎手のお手馬のレイパパレ(牝2歳、栗東・高野友和厩舎)が、秋華賞に出走する予定。デビューは今年1月と遅かったんですが、そこから川田騎手と共に3連勝。デアリングタクトとの“無敗対決”の期待も高まる大器です。

一部のファンの間でも、今夏の糸魚川特別(2勝クラス)を勝ったことで、厩舎の大先輩で秋華賞を勝った『ショウナンパンドラ2世に』と期待をかけられています。ただ秋華賞に『出走できれば』の話ですが……」(競馬記者)

 というのも記者曰く、今年の秋華賞の賞金ボーダーは「異様に高くなるかも」とのことだ。

 昨年は1勝クラスを勝った2勝馬が3頭も出走した秋華賞だけに、前走で2勝クラスを勝ち上がったレイパパレであれば、例年なら余裕で出走できるはず……だが、どうやら今年に限っては3勝クラスの馬でさえ、抽選になる可能性があるという。

「そこで肝心になるのが、上位3頭に優先出走権が与えられるローズSの結果です。賞金上位の実績馬が順当に“席”を埋めるのなら問題ないのですが、賞金の足りない馬が出走権を確保するようなら、いよいよ3勝クラスの馬は危うくなります」(同)

 今週のローズSにはC.ルメール騎手が騎乗するフアナを筆頭に、オークスに出走したリリーピュアハート、西海賞(2勝クラス)を勝ったフィオリキアリなど、実に12頭の条件馬が優先出走権を頼りに出走してくる。

 そんな中、川田騎手が騎乗するリアアメリアは6頭しかいない貴重な実績組というわけだ。

「ただ、川田騎手も複雑ですよね。ここでリアアメリアが勝ち負けするようなら、本番の秋華賞でもコンビ継続の期待が高まりますが、逆に乗り替わりとなるレイパパレの秋華賞出走の可能性も高まります。

かといって、3着以下に敗れてしまってはレイパパレの出走が厳しくなるどころか、リアアメリアにも不安が残りますし……。まあ、川田騎手としては目の前のレースで全力を尽くすしかないのでしょうが」(別の記者)

 川田騎手にすれば、まさに「あちらを立てればこちらが立たず……」といったところだろうか。

「1600mを続けて使っていたので、力みながらでしたが、(1800mで)よく我慢してくれました。良い経験を積めたと思います」

 7月の糸魚川特別を2馬身差で完勝した際、そうレイパパレを評価し、将来を見据えていた川田騎手。しかし、この時はまさか、このような複雑な状況でローズSを迎えることになるとは思ってなかっただろう。

JRA川田将雅「気になる」3連勝ショウナンパンドラ2世の行方!? ローズS(G2)リアアメリア全力投球も複雑……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  6. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  10. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変