
祝!ウマ娘~プリティーダービー Season 2~制作決定!武豊の再出演、アーモンドアイ、デアリングタクト、コントレイルの登場は? 再放送情報も!

競馬ファン、そしてアニメファン待望のニュースが飛び込んできた。2018年に公開され瞬く間に人気を博した競馬アニメ『ウマ娘~プリティーダービー~』(Cygames)のシーズン2の制作、そして2021年の公開が発表されたのである。
ウマ娘は実在の競走馬に扮した美少女キャラが、実際に競馬場で走り、ビックレースを勝利していきながら成長していく姿を描いた作品。競馬アニメと言えば「みどりのマキバオー」が有名だが、マキバオーに出てくる競走馬はすべて架空の存在であるのに対し、ウマ娘は実際に活躍した競走馬がベースとなっている。
そしてシーズン1の主人公であるスペシャルウィークを始め、登場キャラクターは実際の競走馬と同じ誕生日というから、なかなかのマニアックぶりだ。
実際の競走成績とオリジナルストーリーがミックスされているのも大きなポイント。スペシャルウィークの場合、弥生賞でセイウンスカイを負かすも、皐月賞ではそのセイウンスカイの逃げ切りを許し、日本ダービーで雪辱するという現実に沿った展開。一方でこの日本ダービーでは、実際には出走していないエルコンドルパサーが出走し、スペシャルウィークと同着優勝という展開も話題になった。
シーズン1はスペシャルウィークとサイレンススズカが中心のストーリーで、他にもトウカイテイオー、エルコンドルパサー、ウオッカ、ダイワスカーレット、ゴールドシップ、メジロマックイーン、グラスワンダー、タイキシャトル、ヒシアマゾン、エアグルーヴ、シンボリルドルフなどのウマ娘が登場している。
ただ、ディープインパクトなど金子オーナーの所有馬、ノースヒルズ系の馬(ファレノプシスなど)、そして社台グループ系クラブの馬(ステイゴールドなど)は登場していないので、そのあたりは大人の事情もあるだろう。
主人公のスペシャルウィークは人気声優の和氣あず未(アイドルマスターなど)、サイレンススズカは高野麻里佳(Re:ゼロから始める異世界生活など)が担当。さらに実際の競馬関係者として、武豊騎手や細江純子(元JRA騎手・競馬評論家・ホースコラボレーター)が出演しそれも大きな話題となった。
ちなみにオリジナルビデオアニメ『BNWの誓い』ではビワハヤヒデ、ウイニングチケット、ナリタタイシンの三強を描いたテーマもあり、また漫画や短編アニメでも多くの名馬が登場している。
競馬というジャンルにおいて、ウマ娘ほど多くのメディアミックスに成功した例はない。
過去にあった本格的な競馬のアニメは「みどりのマキバオー」のみで、漫画は「風のシルフィード」「優駿の門」「じゃじゃ馬グルーミンUP!」「ダービージョッキー」「ウイニングチケット」「ありゃ馬こりゃ馬」など有名な作品も多いが、いずれもアニメ化には至ってない。
そういった意味でもみどりのマキバオー以来となる競馬アニメとして、競馬ファンの拡大に少なからず影響を与えたといっていいだろう。実際にウマ娘はJRAを含めた様々なメディアミックスを展開している。コミック、OVA、CD、グッズ、コラボレーションなど様々。またアプリゲームの開発も続いており、12月にはゲームに関する続報もあるという。
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆
関連記事
JRA順調コントレイルの裏に「歴代ホースマン」の英知。「厩務員が泣いた」ディープインパクト、「単勝1.0倍裏切る」ナリタブライアンが陥った夏のワナ
JRA武豊「チーク」で“色気”!? 凱旋門賞(G1)を直前に控え神戸新聞杯(G2)で「キーファーズ」マイラプソディに「一変」の気配
JRA「回避」オールカマー(G2)フィエールマン「大目標ジャパンカップ」が危険のサイン!? 今秋のローテが昨夏の悪夢を呼び起こすか……
JRAキセキ「痛恨」再教育は先延ばし!? 凱旋門賞(G1)武豊「迷いなく参戦」で京都大賞典(G2)”臨時講師”はあのダービージョッキー
JRAコントレイルに“ボコボコ”も「恒例行事」!? 追い切り“惨敗”ステイフーリッシュにオールカマー(G2)激走気配