JRA池添謙一「今までで一番」ヴェルトライゼンデ究極仕上げ!打倒コントレイルへ、新星バビット「菊花賞仕様」に大変身!? 【菊花賞(G1)1週間前追い切りまとめ】

25日に京都競馬場で開催される菊花賞(G1)へ、出走予定各馬が1週前追い切りを行った。
無敗の牡馬三冠を目指す絶対王者コントレイル(栗東・矢作芳人厩舎)は栗東のCウッドで1週前追い切り。6ハロン84.6秒、ラスト12.1秒。すでに神戸新聞杯(G2)である程度仕上がっていたこともあって終始馬なりのままだったが、最後は併せ馬を2馬身半ほど突き放した。
これには陣営も「1週前としてはいい動き」と好評価。福永祐一騎手も「反応も良かったし、動きも良かった」と手応えを感じている。史上3頭目の大偉業へ、まずは順調に歩を進めているといった印象だ。
一方、土壇場の逆転へ気迫のこもった追い切りとなったのが「打倒コントレイル」の1番手ヴェルトライゼンデ(栗東・池江泰寿厩舎)だ。
栗東のCウッドで1週前追い切りを行ったヴェルトライゼンデは、大きく先行した併せ馬を追走する形で6ハロン82.2秒、ラスト11.8秒。時計面でコントレイルを大きく上回る充実ぶりを見せつけた。
この動きには、騎乗した池添謙一騎手も「めちゃくちゃいい。今までで一番じゃないですか」と絶賛。そう易々と三冠は獲らせない――。陣営の気迫が伝わってくる内容だった。
神戸新聞杯でこの2強に食い下がったのが、上がり馬のロバートソンキー(美浦・林徹厩舎)だ。
神戸新聞杯では、後方からコントレイルに0.1秒差に迫る上がり3ハロン35.7秒の末脚で3着まで追い上げたロバートソンキー。まだ1勝馬ながら、単勝112.7倍の下馬評を大きく覆して見せた。
この中間もその勢いは健在で、栗東の坂路で行われた1週間前では4ハロン52.2秒、ラスト12.7秒と充実した動き。林調教師も「すごくいい動き」と好感触を得ている。本番でも、再度の激走が期待できそうな好仕上がりだ。
一方、菊花賞のライバル同士で豪華な併せ馬を行ったのがサトノフラッグ、ダノングロワール、アンティシペイトを管理する美浦の国枝栄厩舎だ。
美浦のウッドで3頭併せを行い5ハロン63.3秒、ラスト12.2秒を記録すると、3頭揃って併入。ダノングロワール、アンティシペイトは連勝中でサトノフラッグと合わせて有力候補に名を連ねる存在。国枝栄厩舎が誇る“3本の矢”が不気味さを増している。
また、菊花賞を想定した内容を見せたのが、重賞連勝中のバビット(栗東、浜田多実雄厩舎)だ。
これまで坂路が中心だったバビットだが、今回はCウッドでの追い切り。長めの追い切りは当然3000mを意識してのことだろう。6ハロン82.7秒、ラスト12.0秒の好時計を記録し、抑え気味に進めた道中だったが引っ掛かる素振りはなく、鞍上の内田博幸騎手も「やれるだけのことはやった」と手応え。「スタミナは豊富。リズム良く運びたい」と早くも本番を見据えている。
今週末の秋華賞(G1)で三冠に挑むデアリングタクトを始め、歴史的なレースが続く京都競馬場。果たして、コントレイルが無敗を貫くのか、それとも逆襲に燃えるライバルたちが一矢報いるのか――。
大注目の菊花賞が25日に迫っている。
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