GJ > 競馬ニュース > マイルCSはミッキーアイル  > 2ページ目
NEW

「迷惑をかけて申し訳ない」マイルCS(G1)はミッキーアイルが乾坤一擲の逃げ切り!稀代の逃亡者が約2年半ぶりの美酒に酔うも浜中俊騎手は騎乗停止

【この記事のキーワード】, ,

 そして何よりも、ここはG1の舞台である。後続が徐々に差を詰め、中でも外から伸びてきたイスラボニータの脚色は突き抜けそうなほどの手応えだった。内から抜けてきたサトノアラジンも、先頭を走る2頭に猛然と襲い掛かろうとしている。

 しかし、残り200mを切った辺りでレースは限界を超えたサバイバルの様相を呈してくる。

 突き抜けそうだったイスラボニータが、脚色を鈍らせながらも必死に前を捉えようとするが、限界を迎えて先頭争いから脱落したネオリアリズムを交わすのが精一杯。

 先頭のミッキーアイルが乾坤一擲の粘りを発揮して、先頭でゴールに飛び込んだ。

 思い返せば、今回で19戦目となる5歳馬ミッキーアイルは、自分にとっての「ベスト」を求めて常に試行錯誤してきた馬である。

 この馬が「自分探しの旅」に出るきっかけとなったのは、NHKマイルC(G1)を含む5連勝で挑んだ2014年の安田記念(G1)、そして前哨戦のスワンS(G2)を勝って挑んだ同年のマイルCS(G1)で、ともに大敗を喫したことだ。

「迷惑をかけて申し訳ない」マイルCS(G1)はミッキーアイルが乾坤一擲の逃げ切り!稀代の逃亡者が約2年半ぶりの美酒に酔うも浜中俊騎手は騎乗停止のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  8. JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客