GJ > 競馬ニュース > エネイブル厩舎がまさかの「凋落」!?
NEW

エネイブル厩舎がまさかの「凋落」!? 最強3歳馬、長距離王の“脱落”……。JRAコントレイル、デアリングタクト「世界制圧」も視野か

【この記事のキーワード】,

エネイブル厩舎がまさかの「凋落」!? 最強3歳馬、長距離王の脱落……。JRAコントレイル、デアリングタクト「世界制圧」も視野かの画像1

 世界一も視野に入るかもしれない。

 先週行われた秋華賞(G1)はデアリングタクトが単勝1.4倍の人気に応えて優勝。史上初となる無敗の3冠牝馬に輝いた。それに続いて、コントレイルが菊花賞(G1)で無敗の3冠を達成できるかにも注目が集まる。

 コントレイルはまだ3冠を達成したわけでなく、2頭とも古馬と対戦経験がないことから、最強馬と呼ぶのは少々気が早いかもしれない。だが、これまでの実績だけでも、すでに歴史的名馬と肩を並べていると言っても過言ではないだろう。

 3歳を代表する2頭に期待されるのは、まず古馬との対決を制して国内統一、そして世界で活躍することだ。かつてジャスタウェイが130ポンドの評価を受け、レーティングで世界一に輝いたことがあるが、それ以来の快挙はそう遠くないかもしれない。

 実は、欧州で有力馬の引退、まさかの敗戦が相次いでおり、上位勢が手薄となっている可能性があるのだ。

 現在のロンジンワールドベストレースホースランキング(対象期間:2020年1月1日から10月4日)の上位馬は以下の通り。

1位 ガイヤース(英) 130ポンド
2位 パレスピア(英) 126ポンド
3位 ペルシアンキング(仏) 125ポンド
3位 ストラディバリウス(英) 125ポンド
3位 ティズザロー(米) 125ポンド
6位 アーモンドアイ(日) 124ポンド
6位 オーセンティック(米) 124ポンド
6位 エネイブル(英) 124ポンド
6位 ネイチャーストリップ(豪) 124ポンド

 この中からエネイブルが凱旋門賞(G1)後に、引退を表明。さらに19日に世界1位のガイヤースも現役を退くことが決定した。さらにペルシアンキングも、引退が濃厚といわれている。

 9頭中、5頭が欧州馬。そのうち3頭が引退することになりそうだ。

 その一方で、6歳馬のストラディバリウスは現役続行の予定となっている。だが、17日に行われた英チャンピオンズロングディスタンスC(G2)でブービーの12着に惨敗。得意とする長距離戦で大敗という予想外の結果だった。

 また、世界2位のパレスピアはコントレイル、デアリングタクトと同じく無敗の3歳馬だったが、こちらも17日のクイーンエリザベス2世S(G1)で3着に敗れて、初黒星を喫した。

 ちなみに、この2頭を管理するのはエネイブルを手掛けたJ.ゴスデン調教師。厩舎を長きに渡って支えた最強女王の後釜として期待がかかる2頭だけに、この敗戦はかなりの痛手だろう。

エネイブル厩舎がまさかの「凋落」!? 最強3歳馬、長距離王の“脱落”……。JRAコントレイル、デアリングタクト「世界制圧」も視野かのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター
  5. 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. JRAまさかの落選……顕彰馬になれなかったスペシャルウィークのなぜ? 残された候補馬18頭の今後は
  8. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  9. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客