JRA菊花賞(G1)サトノインプレッサ「自信を持ってる」坂井瑠星“大失態”の挽回なるか!「サンデーサイレンス最後の大物」以来14年ぶりの挑戦
共同会見で矢作調教師は「ジョッキーが『自信を持っている』と言うから使いますので、ジョッキーに頑張ってもらいたいと思います」と出走理由を明かした。
このジョッキーとは矢作厩舎所属の坂井瑠星騎手だ。
前走の毎日王冠は騎乗停止のため、サトノインプレッサに騎乗することができなかった坂井騎手。他にも、元々騎乗予定だったジャスティンが東京盃(G2)を優勝するなど、騎乗停止期間中は歯がゆい思いをしたに違いないだろう。
「騎乗停止のきっかけとなったのは自厩舎の馬に騎乗したレースでした。そして騎乗が叶わなかったサトノインプレッサやジャスティンも自厩舎と、坂井騎手にとって、師匠の矢作調教師に迷惑をかける失態とも言える騎乗停止でしたね。そのため、菊花賞ではなんとしても挽回したいはずです。
日本ダービーでサトノインプレッサの鞍上に坂井騎手を抜擢したのは矢作調教師でした。オーナーを説得して、弟子にチャンスを与えるという師弟愛が感じられるエピソードです。その結果4着に好走しているので、今回は坂井騎手の自信も含めて期待したいですね」(競馬記者)
かつて矢作調教師が「コントレイルを負かすのは、この馬しかいないんじゃないかと思っています」と話したことからも、サトノインプレッサはかなりの素質馬ということが窺える。そんな同馬を菊花賞に送り込む決断させた坂井騎手の熱意は相当なものだったに違いない。
先週の秋華賞(G1)で坂井騎手は12番人気パラスアテナで4着とあわやの場面を演出した。
今週の菊花賞では、さらに上の着順の確保に期待がかかる。
【注目記事】
■JRA社台ファーム動いた!? 西山茂行オーナー「大逆転」超大物から“直電”でリーチザクラウンが「神様」になった日【特別インタビュー】
■JRAアーモンドアイ「海外逃亡」!? コントレイル、デアリングタクト頂上決戦「回避」か……最強女王が抱える「最大の不安」とは
■JRA武豊3冠最終戦「門前払い」菊花賞(G1)アンティシペイト無念の除外!! 負の連鎖“脱却はキセキの天皇賞・秋(G1)に保留
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
関連記事
JRA武豊3冠最終戦「門前払い」菊花賞(G1)アンティシペイト無念の除外!! 負の連鎖“脱却はキセキの天皇賞・秋(G1)に保留
【菊花賞(G1)枠順確定】JRAコントレイル「史上3頭目の無敗3冠制覇」を左右する最重要ポイントが決定!!
JRA菊花賞(G1)ヴェルトライゼンデ「世代わずか3頭」の奇跡……。陣営も認める“最適”の舞台で父の雪辱へ!
JRA横山典弘「世界レコード」逃走の衝撃! 菊花賞(G1)セイウンスカイVS武豊スペシャルウィーク……「マジック」が常識を覆した伝説の98年
JRA菊花賞(G1)福永祐一「想定外」ライバル陣営に強烈アシスト!? 「祐一さんに助けられた」秘密兵器がコントレイル3冠阻止に急浮上