真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.22 08:41

ジャパンC(G1)は外国馬イラプトを侮ることなかれ「ディーマジェスティと互角」と判断した英大手ブックメーカーが見せる「不気味な動き」とは
編集部
冒頭で触れた通り、今年のジャパンCにおける外国馬は完全に「お客さん」。オッズ的にも日本はもちろん、海外の多くのブックメーカーもその扱いは変わらない。
日本の『netkeiba.com』の予想オッズで、イラプトは95.8倍の10番人気。さすがにそこまで大穴になるかは定かではないが、欧州を中心とした他のブックメーカーでも、だいたい25~30倍程度の穴馬扱いを受けている。
ところが、英ウィリアムヒルだけはイラプトのオッズを10倍という人気サイドに設定。これはレインボーライン(13倍)やルージュバック(15倍)以上の評価であり、シュヴァルグラン(8倍)やディーマジェスティ(8.5倍)に次ぐ人気となる。
「昨年の英プレミアリーグで岡崎慎司選手所属のレスターが優勝した際、大手ブックメーカー3社だけでも払い戻しに約12億円の損失があったように、ブックメーカーは大きなオッズを付けた”穴”が勝ってしまうと損をする仕組みになっています。
つまり、本来穴馬の一頭に過ぎないイラプトの設定オッズをあえて下げたということは、ウィリアムヒルは本馬がジャパンCで好走する『何らかの根拠』を把握している可能性が高いということです」(同)
PICK UP
Ranking
23:30更新東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬