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2016.11.21 09:02
あまりにも中身のない「日本vs世界」……日本最大の国際レース・ジャパンC(G1)が「消滅」する可能性は確かに存在している
文=浅井宗次郎

日本中央競馬会(JRA)の公式HPでは、27日に東京競馬場で開催されるジャパンC(G1)に先駆けて「世界を味わい尽くせ!」「日本vs世界」などと銘打たれたバナーが躍っているが、見ていて虚しくなるのは筆者だけではないはずだ。
今年のジャパンCは登録馬の段階から「今年最高のメンバー」と称されているように、天皇賞馬キタサンブラックや昨年の有馬記念馬ゴールドアクター、秋の天皇賞で2着だったリアルスティールに加え、皐月賞馬ディーマジェスティにレインボーラインといった活きの良い3歳馬も加わった豪華布陣。
世界の強豪を迎え撃つにあたって、ホームの日本として恥ずかしくないメンバー構成だが……肝心の「世界の強豪」が来ない。
先月の18日段階で発表されたジャパンCの海外予備登録馬は、それはもう胸が躍るようなラインナップだった。
今年の凱旋門賞(仏G1)を制したファウンドを筆頭に、2着のハイランドリール。さらには英ダービー馬のハーザンドに、英オークス馬のマインディング。アメリカの強豪フリントシャーに、豪州の女傑ジャメカなど錚々たる顔ぶれ。
無論、これらすべてが実際に来日することはないだろうが、一体どれだけの世界的な名馬が参戦してくれるのか。「JRAの腕の見せ所だ」と期待したものだ。
しかし、実際にジャパンCに出走の意を示したのは、最終的にわずか3頭。それも2頭がリピーターである。残念ながら「(上記した)これらすべてが実際に来日することはないだろうが」どころか、すべて来日しなかった。
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