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「武豊ウィークのスタートです」武豊騎手が巻き返しを宣言!有言実行の重賞4連勝へ、まずは浦和記念(G2)で「大記録達成」の圧勝劇!

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 さらには、勝てはしなかったもののラニと史上初の米国三冠挑戦など、国内外場所を問わずムチ一本で、随所に存在感を見せつけた春の活躍があっただけに、武豊騎手としてもこの秋の結果は大いに物足りないのだろう。

 しかし、これで終わらないのが、武豊騎手が天才騎手と呼ばれる所以だ。

 本人が「ここからが本番」と位置付けた今週は、22日の浦和記念(G2)、23日の兵庫ジュニアグランプリ(G3)、26日のラジオNIKKEI杯京都2歳S(G3)、そして27日のジャパンC(G1)と続く、怒涛の重賞4連勝も狙える自称『武豊ウィーク』だ。

 無論、景気付けに大口を叩くだけなら誰にでもできる。だが、この不出世の天才の偉大なところは、それをただの”気休め”で終わらせないところだ。

 22日に浦和競馬場で開催された、第37回浦和記念。単勝1.3倍の圧倒的な人気に推された武豊騎乗のケイティブレイブは、抜群のダッシュから逃げ馬を見るような形で2番手を追走すると向正面で先頭に立ち、そのまま後続を振り切って優勝した。

 最後は、2着のクリソライトに4馬身差をつける圧勝劇。さらにこの勝利で「地方重賞・通算100勝目」という前人未到のメモリアルを達成している。

 これで4連勝の内、まずは1勝。今年、地方競馬で神懸った強さを見せている武豊騎手らしい盤石のレース運びで、”怒涛の巻き返し”に向けて幸先の良いスタートを切った。23日の兵庫ジュニアグランプリにはネコワールドで参戦するが、こちらも上位人気が見込まれる期待馬だ。

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