GJ > 競馬ニュース > 長距離砲バンデが種牡馬入り  > 2ページ目
NEW

「芝平地の最大着差記録保持者」未完の長距離砲バンデが優駿SSで種牡馬入り。時代に逆行する決定の裏に伺える関係者の「尽力」と「苦労」

【この記事のキーワード】, ,

 サムライハートやミスキャストなど、日本を代表するような超良血馬である場合を除き、GⅠどころか重賞の勝鞍を持たない競走馬が種牡馬入りすることは滅多にありえない。

 ましてやスピード血統全盛のこの時代において、父がサドラーズウェルズ系で英国ダービー馬Authorized、母もノーザンダンサー系のアイルランド産馬というコテコテの欧州血統を持った馬がスタッドインした事実はにわかに信じがたい。

「血統背景もさることながら、レース遍歴を見れば能力がステイヤー資質に偏っていることは明確ですからね。みなさん御存知でしょうが、近年は菊花賞馬の種牡馬としての価値が大きく下落しています。デルタブルースやビッグウィークが種牡馬になれなかったことがいい例でしょう。そんな時代のなかでバンデがスタッドインしたのは、実に驚くべきことです。

 確かに北海道の長距離レースで圧倒的な力を見せましたが、中距離の活躍馬を出そうと思うと逆にその資質が悪い方に出て不思議ありません。恐らくこの馬に肩入れしている関係者の尽力や苦労があったのではないかと推測します」(競馬記者)

「芝平地の最大着差記録保持者」未完の長距離砲バンデが優駿SSで種牡馬入り。時代に逆行する決定の裏に伺える関係者の「尽力」と「苦労」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!