真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.24 05:45

「芝平地の最大着差記録保持者」未完の長距離砲バンデが優駿SSで種牡馬入り。時代に逆行する決定の裏に伺える関係者の「尽力」と「苦労」
編集部
サムライハートやミスキャストなど、日本を代表するような超良血馬である場合を除き、GⅠどころか重賞の勝鞍を持たない競走馬が種牡馬入りすることは滅多にありえない。
ましてやスピード血統全盛のこの時代において、父がサドラーズウェルズ系で英国ダービー馬Authorized、母もノーザンダンサー系のアイルランド産馬というコテコテの欧州血統を持った馬がスタッドインした事実はにわかに信じがたい。
「血統背景もさることながら、レース遍歴を見れば能力がステイヤー資質に偏っていることは明確ですからね。みなさん御存知でしょうが、近年は菊花賞馬の種牡馬としての価値が大きく下落しています。デルタブルースやビッグウィークが種牡馬になれなかったことがいい例でしょう。そんな時代のなかでバンデがスタッドインしたのは、実に驚くべきことです。
確かに北海道の長距離レースで圧倒的な力を見せましたが、中距離の活躍馬を出そうと思うと逆にその資質が悪い方に出て不思議ありません。恐らくこの馬に肩入れしている関係者の尽力や苦労があったのではないかと推測します」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
23:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
JRA川田将雅「北村友一斜行」に激怒か。「不利を受けたなんて言うのは10年早い」数々の伝説と「これでも丸くなった」説
JRA武豊「繰り返された愚行」に安藤勝己氏も困惑……故・近藤利一さんを怒らせた敗戦から15年、またも追いかけたディープインパクトの幻想
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA阪急杯(G3)川田将雅ブチギレ怒声「ユーイチ!!」から1年……ダノンファンタジーVSレシステンシアは「鞍上」因縁対決?
- 【菊花賞】武豊「絶縁」から和解した救世主と見学回避!ルメールのお下がりでも戸崎圭太より不気味?
- JRA NHKマイルC(G1)幸英明「北村友一のことが頭から離れない」騎乗馬ルークズネストを巡る「複雑な背景」とは
- JRA北村友一、横山一家と「全面戦争」勃発か…浦島状態がもたらした「立ち位置」の変化と大き過ぎた代償
- 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
- JRA武豊「復活」の京都記念(G2)完勝は「確執と低迷」の序章……近藤利一オーナー死去、アドマイヤビルゴ登場まで長過ぎた沈黙の時間