GJ > 競馬ニュース > アーモンドアイ 枠順は悪夢のサイン!?
NEW

JRA「5馬身ロス」アーモンドアイ天皇賞・秋(G1)枠順は悪夢のサイン!? 武豊は騎乗停止に「迷惑をかけて申し訳ない」……8冠達成に大きな試練か

JRA「5馬身ロス」アーモンドアイ天皇賞・秋(G1)枠順は悪夢のサイン!? 武豊は騎乗停止に「迷惑をかけて申し訳ない」……8冠達成に大きな試練か の画像1

 11月1日、東京競馬場では天皇賞・秋(G1)が行われ、勝てば史上初となる芝G1・8勝を目論むアーモンドアイ(牝5、美浦・国枝栄厩舎)が出走を予定している。

 長きに渡る競馬史においても、今年ほど記録ラッシュに沸いた年はなかったといえるだろう。

 牝馬はデアリングタクトが史上初の牝馬による無敗の3冠を達成。牡馬もコントレイルが同じく無敗3冠馬となり、父であるディープインパクト以来となる15年ぶりの栄誉を手にした。

 アーモンドアイは春の安田記念(G1)ではグランアレグリアの前に2着と涙を呑んだため、現時点で8冠は未達成だ。天皇賞優勝で大偉業を達成することができれば、再び現役最強馬に返り咲くことも可能だろう。

 昨年の天皇賞・秋では1枠2番の好枠から鮮やかに抜け出し、2着ダノンプレミアムに3馬身の差をつける完勝を挙げたアーモンドアイ。【5.1.1.0】と得意の東京コースということもあり、連覇の可能性は非常に高い。

 だが、復権を懸ける女王にとって天皇賞・秋の枠順は少々厄介なものとなった可能性も否定できない。内枠だった昨年に対し、今年のアーモンドアイは12頭立ての7枠9番と外寄り。2つ外の8枠11番にダノンプレミアムが入った。

 これは3着に敗れた昨年の安田記念の状況と酷似しているのだ。初の海外遠征となったドバイターフ(G1)を優勝しての凱旋レースとなったアーモンドアイは、単勝1.7倍の圧倒的1番人気に支持された。

 しかし、誰もが勝利を信じたレースで女王に思わぬアクシデントが襲い掛かったのである。

JRA「5馬身ロス」アーモンドアイ天皇賞・秋(G1)枠順は悪夢のサイン!? 武豊は騎乗停止に「迷惑をかけて申し訳ない」……8冠達成に大きな試練か の画像2

 スタートしてすぐ、8枠16番のロジクライが内側に斜行したため、15番ダノンプレミアム、14番アーモンドアイ他2頭の進路が狭くなり、走行を妨害。これにより騎乗した武豊騎手に開催日1日の騎乗停止処分が下された。これにはさしもの名手も「スタート後に物見をして、内に切れ込んでしまった。迷惑をかけて申し訳ない」とバツの悪いコメントをするしかなかった。

「勝ったインディチャンプは秋にも池添謙一騎手とのコンビでマイルCS(G1)を勝利し、春秋マイル王となったように強い馬です。とはいえ、あれだけ大きな不利を受けながらタイム差なしの3着まで追い上げたアーモンドアイの強さが目立ちましたね。

今年の天皇賞・秋で大外8枠12番はM.デムーロ騎手のジナンボー。武豊騎手のキセキは6枠8番に入りました。今回はアーモンドアイより内へ入りましたが、隣に入ったキセキは元々ゲート難のある曲者だけに何が起こっても不思議ではありません」(競馬記者)

JRA「5馬身ロス」アーモンドアイ天皇賞・秋(G1)枠順は悪夢のサイン!? 武豊は騎乗停止に「迷惑をかけて申し訳ない」……8冠達成に大きな試練かのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 50年未勝利データのダノンデサイル、展開不利メイショウタバル、重賞大敗ヘデントールは買いか否か?レジェンドジョッキーの「菊花賞で買うべき3頭!」
  2. 【菊花賞(G1)展望】ダノンデサイル×横山典弘VSアーバンシック×C.ルメール!淀の3000mで長距離の名手が激突
  3. 最強女王はC.ルメールを射止めた馬!? チェルヴィニア、ブレイディヴェーグ、レガレイラ、そしてスターズオンアース…直接対決の時は来るのか
  4. 【富士S(G2)展望】ジャンタルマンタルVSセリフォスの新旧マイル王対決! 待望のG1制覇へソウルラッシュも虎視眈々
  5. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  6. 戸崎圭太「我ながら酷い」「本当に情けなくて」どん底に落ちた…元クラシック候補の近親はステレンボッシュ、レガレイラ、アーバンシック
  7. 「助手席に誰も乗っていない」「同乗者は制止不可能だった」謎多きJRAの説明…憶測飛び交う角田大河の函館コース侵入
  8. JRA戸崎圭太、後輩・坂井瑠星に昔は嫌われていた!? サウジ遠征を共にした先輩・後輩の「意外な関係」とは
  9. 武豊の続投すら脅かした佐々木大輔と快進撃!関西の名トレーナーが「過去最高ペース」で勝ち星を荒稼ぎ
  10. ルガルは「ロードカナロア級」の超大物!? 武豊も嘆き節の超ハイペースを見切ったプロの目