GJ > 競馬ニュース > 「号泣」C.ルメール天皇賞5連覇!
NEW

JRA武豊も霞む「号泣」C.ルメール天皇賞5連覇! アーモンドアイ前人未到の8冠に「プレッシャーあった」も完璧騎乗で大偉業達成!

【この記事のキーワード】,

JRA武豊も霞む「号泣」C.ルメール天皇賞5連覇! アーモンドアイ前人未到の8冠に「プレッシャーあった」も完璧騎乗で大偉業達成!の画像1

 1日、東京競馬場で行われた天皇賞・秋(G1)は、1番人気のアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)が連覇を達成。シンボリルドルフ、ディープインパクト、キタサンブラックら歴史的名馬を超える芝G1・8勝目を達成し、競馬界の新たな扉を開いた。

 12頭立てで行われた芝2000mのレース。前走の安田記念(G1)で出遅れたため、この日もスタートが鍵を握ったアーモンドアイだったが、しっかりとゲートを出ると、すんなり好位集団に取りついた。ブリンカー着用のダノンプレミアムが後続をやや離し気味にハナに立ったものの、1000m通過は60.5秒のスローペースだった。

 最後の直線まで楽な手応えでレースを進めたアーモンドアイは、残り200mから満を持す形でスパート。粘り込みを図るダノンプレミアムを交わして先頭に立つと、最後はフィエールマンとクロノジェネシスの猛追を振り切って、通算8つ目のビッグタイトルを手にした。

「アーモンドアイが女王らしい、素晴らしい走りを見せたこともありますが、この結果はC.ルメール騎手の好騎乗があってこそ。

課題のスタートを決めたことで、スムーズに好位に付けることができ、最後の直線も慌てずに満を持してのスパート。最後はフィエールマンに半馬身差まで詰め寄られましたし、もし、もっと早めに先頭に立ってしまっていれば、逆転されていたかもしれません。

今回8冠の新記録を達成したアーモンドアイですが、主戦がルメール騎手だったことは、間違いなく偉業達成の1つの大きな要因だと思います」(競馬記者)

JRA武豊も霞む「号泣」C.ルメール天皇賞5連覇! アーモンドアイ前人未到の8冠に「プレッシャーあった」も完璧騎乗で大偉業達成!の画像2

 レースを終えてアーモンドアイと共に引き上げてきたルメール騎手は、まず「彼女がNo.1」という意味を込めて天高く指を1本突き上げると、集まった報道陣には前人未到の8冠達成を示唆して指を8本立てるパフォーマンス。

 勝利騎手インタビューでは「あまり喋れない……」と感極まった様子だったルメール騎手。目に光るものを浮かべながら「毎回乗る時はプレッシャーが重たいです。本当にG1・8勝を獲りたかったし、(今回は特に)プレッシャーがありました」と、やはり平常心で挑むのが難しかったことを告白した。

「この馬ではいつも勝つ自信がありますけど、競馬はとても難しい。いつも新しいライバルがいるし、みんなアーモンドアイに勝ちたいから、いつも大きなプレッシャーです」

 そんな重圧を跳ね返しての勝利に、元JRA騎手の安藤勝己氏も自身の公式Twitterを通じて「どんな条件もこなして、これを達成する人馬は凄い。全ホースマン、ファンの励みになる勝利」とアーモンドアイとルメール騎手の偉業を絶賛。

 なお、ルメール騎手はこれで2018年のレイデオロから天皇賞・秋を3連覇。天皇賞・春(G1)もフィエールマンで連覇しているため、天皇賞5連覇となった。

 史上最多の天皇賞14勝を誇る武豊騎手が「平成の盾男」と言われたが、令和の時代の「盾男」はルメール騎手が受け継ぐのかもしれない。

JRA武豊も霞む「号泣」C.ルメール天皇賞5連覇! アーモンドアイ前人未到の8冠に「プレッシャーあった」も完璧騎乗で大偉業達成!のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
  4. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
  7. JRA グラスワンダー主戦騎手「溺愛」で今年0勝の息子ジョッキーと共倒れ状態……往年のライバル横山典弘から「痛恨不利」も“同情の声”が集まらないワケ
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!