真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.11.24 17:32
ゴールドアクター、見せつけろ「怪物」の血! 最強モーリスに続き、スクリーンヒーローの血族がジャパンCで猛威を振るう
編集部
「競馬つらつらより」
ジャパンC(G1)で人気の一角を占めるグランプリホース・ゴールドアクター(牡5 美浦・中川厩舎)。昨年は怒涛の連勝で有馬記念まで制覇したが、今週は父スクリーンヒーローが制したジャパンC(G1)で親子制覇を狙う。
生産北勝ファーム、父スクリーンヒーローも同馬が生まれた当初は期待された種牡馬ではなく、母方にも特段の活躍馬はいないなど、かなり地味な出自だった。そんな中で現役を代表する1頭にまで駆け上がったのだから、やはり競馬にはロマンがある。
すでに重賞は4勝。春に挑戦した天皇賞・春は状態もあって惨敗したが、秋初戦のオールカマーはさすがと思わせる強さだった。東京コースは昨年アルゼンチン共和国杯を制した舞台でもあり、不安はない。戴冠の可能性も十分と言える。
10月には、同じスクリーンヒーロー産駒であるモーリスが天皇賞・秋を制覇している。ジャパンCをゴールドアクターが勝利すれば、古馬チャンピオンディスタンスをスクリーンヒーロー産駒が「連勝」することになる。リーディングサイアーであるディープインパクトやキングカメハメハ産駒を差し置いて勝利を実現すれば、自身のみならず父の名声もますます強まることとなるだろう。
考えてみれば、昨年も競馬界は「スクリーンヒーローの年」だった。国内外G1競走を3勝したモーリスは見事年度代表馬となり、年末のグランプリはゴールドアクターが締めた。今年もこの2頭が競馬界を制圧する可能性も十分にある。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛