GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】シュヴァルグラン
NEW

【徹底考察】ジャパンC(G1) シュヴァルグラン「悲願のG1初制覇に向け『時』は来た。完勝のアルゼンチン共和国杯で克服した『背景的なハンデ』とは」

【この記事のキーワード】, ,
keiba30303.jpg

『考察』

 妹のヴィブロス(秋華賞)に先を越された感のあるシュヴァルグランだが、ここ10年の勝ち馬から4頭のG1を送り出している出世レース・アルゼンチン共和国杯(G2)を制したことで、いよいよ天下獲りが現実的となってきた。

 春には阪神大賞典(G1)を勝ち、天皇秋・春(G1)でも3着。一線級とも互角に戦えることを証明したものの、期待された宝塚記念(G1)では9着と一歩後退。それでも、ここに来てG1勝ちが現実味を帯びてきているのは、やはり前走の内容が秀逸だったからに他ならない。

 6日に今回と同じ、東京競馬場で行われたアルゼンチン共和国杯。

 本馬が3.9倍の2番人気に甘んじたのは、京都大賞典(G2)を使う予定ながら復帰が遅れたこと、トップハンデの58㎏を背負ったこと。そして、何よりも1番人気のモンドインテロに騎乗していたC.ルメール騎手が1日7勝(最終レースを勝って8勝)と大暴れしていたからだろう。

 レースは大きな出遅れもなく始まったが、好スタートを切ったクリールカイザーがすんなりハナを切る展開。戦前からの予想通り競り掛けてくる馬もおらず、長距離戦らしいゆったりとした出だしになった。

 1コーナーを回り切る頃には隊列も固まり、シュヴァルグランは行きたい馬を行かせて好位集団を見るような形の6番手。いつもよりも前目の競馬だが、これは主戦の福永祐一騎手がスローを見越してのことだったとレース後に明かしている。

【徹底考察】ジャパンC(G1) シュヴァルグラン「悲願のG1初制覇に向け『時』は来た。完勝のアルゼンチン共和国杯で克服した『背景的なハンデ』とは」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  6. 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
  7. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  8. 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆