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2016.11.24 05:15

【徹底考察】ジャパンC(G1) レインボーライン「菊花賞2着はフロックではない。血統に見る『過去王者』との共通点」
監修=下田照雄(栗東担当)

『考察』
春はマイル路線で活躍。NHKマイルCで3着を確保した。厳しいローテーションで臨んだ日本ダービーこそ8着という結果に終わったが、勝負所での手応えは抜群。ジリジリと伸びた走りは十分に評価できる。
前走の菊花賞でも戦前の「距離に不安あり」といった意見を一蹴。後方から力強く末脚を伸ばし2着入選を果たす。
もうダークホースとは言わせない。レインボーラインは、トップホースが集まる今年のジャパンC(G1)でも無視できない存在といえるだろう。
特筆すべきは8月の札幌記念だ。
昨年の年度代表馬「マイル王」モーリスを始めとする古馬へ挑んだ本レースでは、スタートから後方で進める展開。中団にいるモーリスを見るような形で様子を見ながら追走していく。
4角で仕掛けたモーリスに、やや遅れながらも手応えは十分。外に出されると稍重とは感じさせない鋭い伸び脚で、2着モーリスをクビ差まで追い詰めた。
マイル王と互角の競馬を展開し、ヌーヴォレコルト・ヤマカツエースといった古馬の強豪には先着。結果は3着だったが、今後の活躍を確信させる内容だった。
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