GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】シュヴァルグラン  > 4ページ目
NEW

【徹底考察】ジャパンC(G1) シュヴァルグラン「悲願のG1初制覇に向け『時』は来た。完勝のアルゼンチン共和国杯で克服した『背景的なハンデ』とは」

【この記事のキーワード】, ,

 しかし、実際のレース内容に関しては決して盤石とは言えないのかもしれない。

 率直に述べて内容的には完勝だが、スローペースを読み切った福永騎手の判断が功を奏した部分もあり、反応が鈍いまま格下のヴォルシェーブに迫られ、最終的にアルバートに半馬身差という競馬は「ジャパンCを勝ち切る」という観点からは物足りない内容だ。

 無論、最後は余裕があったし完勝劇に対して厳しい判断かもしれないが、実際にアルバートやヴォルシェーブが今年のジャパンCでどれだけ渡り合えるのかを考慮すれば、そう判断せざるを得ない。それほど、今年のメンバー構成はハイレベルだ。

 だが、その一方でシュヴァルグランには、前走のアルゼンチン共和国杯で「初関東」「休み明け」「トップハンデ」以外にも、直接的には見えない「もう一つハンデ」があった。

 ここ10年でアルゼンチン共和国杯を契機にG1ホースに登りつめた4頭は、2007年のアドマイヤジュピタ、2008年のスクリーンヒーロー、2010年のトーセンジョーダン、そして昨年のゴールドアクター。だが、その内、同年のジャパンCを制覇したのはスクリーンヒーローただ1頭だけである。

 その事実に大きな問題はないのだが、危惧されるのはアルゼンチン共和国杯からジャパンCという中2週のローテーション。実際に昨年のゴールドアクターは状態面が整わずに、ジャパンCを回避して有馬記念に向かっている。さらに、過去に唯一連勝を成し遂げたスクリーンヒーローは関東馬。関西馬のシュヴァルグランとは異なり、中2週での連続遠征のリスクはなかったということだ。

【徹底考察】ジャパンC(G1) シュヴァルグラン「悲願のG1初制覇に向け『時』は来た。完勝のアルゼンチン共和国杯で克服した『背景的なハンデ』とは」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【AJCC】テンポイント、トウショウボーイを倒したグリーングラスの圧勝劇から47年…予想の決め手は世代レベルの見極めにあり【東大式必勝馬券予想】
  2. 「マイラー認定」から常識破りの成長力! C.ルメール「今日は勝ち馬が強すぎました」遅れてきた大器ピースワンデュックが菊花賞(G1)戦線に浮上
  3. 武豊に「ダブルスコア」でも横山武史に残る不満と不安
  4. 【ジャパンC】パンサラッサ「魂の57.6秒」に絶賛の嵐!川田将雅「すばらしい経験ができた」安藤勝己氏「美しいレース」イクイノックスの強さ際立つも、名優が残した爪痕
  5. JRAの前身「風紀を乱す」騎手免許合格もデビュー直前にレース出場を禁止…無念のまま引退、29歳で早世した悲劇の女性騎手“第1号”【競馬クロニクル 第25回】
  6. 【天皇賞・春(G1)展望】「長距離王」タイトルホルダーVSジャスティンパレスら4歳三銃士!「落馬→覚醒」シルヴァーソニックはD.レーンでリベンジなるか
  7. JRA阪神大賞典(G2)武豊とメジロマックイーンが残した「31年前の軌跡」引き継がれた偉大な血が躍動する「夢舞台への系譜」
  8. JRAルメールはノーザン天栄にとってもはや「神様」? 土日6勝も関係者が頭を抱えたワケ
  9. 「ダートの大物」が長期休養からついに復帰…負かした相手には後のG1馬も…怪物牝馬の走りに注目
  10. 「24年目で初めて」池添謙一も驚いた真夏の“珍事”、「おそらくない」JRAも認めた札幌記念(G2)のレアケース! 武豊や福永祐一もこだわる手綱の重要な役割