JRA素質馬ドゥラヴェルデ渾身の「木村仕上げ」で重賞制覇に邁進!? 東京スポーツ杯2歳S(G3)で“敏腕調教師”の矜持が炸裂!?

23日(月・祝)に開催される東京スポーツ杯2歳S(G3)。過去の勝ち馬に、牡馬クラシック3冠を達成したコントレイル、18年のダービー馬ワグネリアン、14年の皐月賞(G1)を勝ったイスラボニータなど、G1馬がズラリと揃う。
すっかり出世レースとして定着した東京スポーツ杯2歳Sには、今年も骨のあるメンバーが集結。なかでも有力視されているのが、ドゥラメンテ産駒のドゥラヴェルデ(牡2、美浦・木村哲也厩舎)だ。
前走の新馬戦(新潟1800m)では北村宏司騎手を背に、2着に3馬身差を付けて快勝。中団後方からレースを運ぶと、最後の直線では上がり最速33秒1の末脚で突き抜けた。
その見事な勝ちっぷりに加えて、今回は鞍上に勝利請負人ことC.ルメール騎手を配することにも成功。有力な若駒たちが揃った登竜門的な1戦でも、人気を集める1頭として見られている。そして今回の1戦を前に同馬を管理する木村師が並々ならぬ意欲を見せていると話題だ。
木村師は『netkeiba.com』のコラム『ノンフィクションファイル』に登場。詳細は本記事を確認していただきたいが、ドゥラヴェルデを初めて見た印象やこれまでの成長具合を語りつつ、「他の馬たちが早々にデビューしていく中、3か月ほど厩舎に置いて管理をさせていただくなど、オーナーサイドがすべてこちらに任せてくださいました」と、全権を委任されていたことを明かしている。
「この発言の裏を返せば、『すべてを任せてくれないところもある』と言ってるようにも考えられますね。最近は、特にノーザンファーム系列の馬に多いのですが、自前の外厩施設でほぼほぼ馬の状態を仕上げてしまい、厩舎での調教を軽んじる傾向もあります。これは調教師にとって面白いわけはなく、木村師も同様の思いを胸に抱いていたはず。ここが腕の見せ所とばかりに、気合いを入れて仕上げてくれると思います」(競馬誌ライター)
木村師が手塩にかけたドゥラヴェルデ。今回は師の調教師としての意地とプライドも背負って走ることになるようだ。
「木村師は以前、管理する馬のローテーションを巡り、オーナーサイドと揉めたことがあるそうです。オーナーサイドはG1へ直行を希望していたのに対して、木村師ら陣営はトライアルに出走すべきと考えていたみたいですね。結局、トライアルに使うことになったものの、オーナーサイドは出走間隔が短くなることを嫌い、本番への出走に二の脚を踏みはじめたそう。その気配を感じ取った木村師は、是が非でも負けるわけにはいかないとその馬にハードな調教を課したそうです。しかしこれが裏目に出てしまい、馬体を大きく減らすなど体調が整わなかったことも影響して敗退。本番も回避することになったそうです。
このときは結果こそ出なかったものの、木村師としては『初めからすべて任せてくれたら違っていたはず』という思いがあるのは当然でしょう。ドゥラヴェルデには、木村師の調教師としての能力の高さを証明するかのようなレースを見せてもらいたいですね」(競馬記者)
“木村師仕上げ”のドゥラヴェルデの走りはいかに!?
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