GJ > 競馬ニュース > カフェファラオに漂う「危険」な臭い!?
NEW

JRAチャンピオンズC(G1)カフェファラオに漂う「危険」な臭い!? 信じていいのはC.ルメール? 1番人気? クリソベリルは川田将雅G1連敗ストッパーとなれるか

JRAチャンピオンズC(G1)カフェファラオに漂う「危険」な臭い!? 信じていいのはC.ルメール? 1番人気? クリソベリルは川田将雅G1連敗ストッパーとなれるかの画像1

 6日、中京競馬場ではチャンピオンズC(G1)が開催される。京都競馬場改修の影響で、関西圏のG1は多くが阪神競馬場での代替開催となったが、ダート王決定戦は中京で変更はない。

 コース替わりで頭を悩ませたデータ派にとっては歓迎材料となりそうだ。ただ、チャンピオンズCは2000年に創設されたジャパンCダートを前身としているレース。14年から中京ダート1800mに変更されてまだ6回の開催と、この条件のデータはまだ少ない。

 圧倒的1番人気が予想されるクリソベリルが、過去6年未勝利の8枠15番に入ったとはいえ、これを危ないと考えるのは早計だろう。

 そこで優先したいのはチャンピオンズCの過去よりも、今秋のG1戦線の結果だ。9月のスプリンターズSを1番人気グランアレグリアが勝利して以降、先週のジャパンC(G1)を1番人気アーモンドアイまで現在7連勝中なのである。

 JRAのG1で1番人気馬の連勝は1985年の菊花賞から、翌86年桜花賞までの7連勝が最多記録だ。今回、1番人気が勝利すれば8連勝となり、勿論これはレコードとなる。以下はその一覧。

■2020年秋G1の優勝馬(1番人気)※敬称略
スプリンターズS グランアレグリア  C.ルメール
秋華賞      デアリングタクト  松山弘平
菊花賞      コントレイル    福永祐一
天皇賞・秋    アーモンドアイ   C.ルメール
エリザベス女王杯 ラッキーライラック C.ルメール
マイルCS    グランアレグリア  C.ルメール
ジャパンC    アーモンドアイ   C.ルメール

 三冠馬となったデアリングタクト、コントレイルの優勝は驚くほどではないにしろ、それ以外はルメール騎手がすべて勝利を挙げているのは特筆すべき内容だろう。【5.1.0.1/7】で勝率71.4%、連対率85.7%、複勝率85.7%と、他の騎手を圧倒。ルメール騎手を買わずして予想が成り立たないレベルといっても過言ではなさそうだ。

 だが、チャンピオンズCのクリソベリルは、ルメール騎手にとって倒すのが最も難しい相手となるかもしれない。

JRAチャンピオンズC(G1)カフェファラオに漂う「危険」な臭い!? 信じていいのはC.ルメール? 1番人気? クリソベリルは川田将雅G1連敗ストッパーとなれるかの画像2

 コンビを組む川田将雅騎手は18年9月のスプリンターズSをファインニードルで制して以来、芝G1の未勝利が続いており、先週の開催終了時点で【0.8.7.26/41】と実に41連敗中と不振を極めているため、これに付け入るチャンスがあるように思える。だが、この芝G1連敗中に唯一G1勝利を挙げることとなったのがクリソベリルで勝利した昨年のチャンピオンズCである。

 日本人騎手によるリーディング奪還を目指す川田騎手としても、ルメール騎手の独走を許している現状だけに、このレースだけは絶対に負けられない最後の砦となる。

JRAチャンピオンズC(G1)カフェファラオに漂う「危険」な臭い!? 信じていいのはC.ルメール? 1番人気? クリソベリルは川田将雅G1連敗ストッパーとなれるかのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 武豊が社台に干された「曰く付き」阪神JF……”引退説”が囁かれた大スランプの原因「ダンスファンタジア事件」とは
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. JRA「パワハラ訴訟」渦中もノーザンファームからの信頼は急上昇!? 藤沢和雄、堀宣行ら関東の名伯楽に迫る勢い、快進撃続く木村哲也調教師の「生き残り戦略」とは
  9. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!