【阪神JF(G1)展望】武豊メイケイエールVS吉田隼人ソダシ! ジェンティルドンナの3番仔は「抽選突破」で出走叶うか
2頭に割って入るならサトノレイナス(牝2歳、美浦・国枝栄厩舎)だろう。キャリアはまだ2戦だが、6月東京の新馬、10月中山のサフラン賞(1勝クラス)といずれもマイル戦を強い勝ち方で連勝を飾った。
父ディープインパクト、母バラダセールなので、全兄に今年の牡馬クラシックを皆勤したサトノフラッグがいる良血。ゆとりのあるローテーションには好感が持てるが、関西圏での競馬は今回が初めて。初輸送を無事クリアすれば、C.ルメール騎手に導かれ、直線突き抜ける可能性は十分あるだろう。
5日時点で、7分の5という抽選対象だが、楽しみな素材がジェンティルドンナの3番仔・ジェラルディーナ(牝2歳、栗東・石坂正厩舎)だ。
9月のデビュー戦は3着、2戦目は2着に敗れたが、3戦目でようやく勝ち上がった。その前走は、中団から上がり最速タイの末脚を繰り出し、ハナ差の辛勝。まだ粗削りだが、その将来性は高く評価されている。母の主戦を務めた岩田康誠騎手が久々のG1制覇を狙うためにも何とか抽選を突破したいところだろう。
モーリス産駒期待のインフィナイト(牝2歳、栗東・音無秀孝厩舎)は、前走のサウジアラビアRC(G3)で牡馬に交じって2着に好走した。デビューからの2戦はいずれも不良馬場。良馬場でどれだけ走れるかは未知数だが、北村友一騎手は前走後、「良馬場でどれだけ走れるのか見てみたいです。成長力もあるタイプだと思います」と期待のコメントを残している。
他には、ファンタジーSでメイケイエールに0秒1差の2着に追い込んだオパールムーン(牝2歳、栗東・昆貢厩舎)。新馬、ききょうS(OP)を2連勝中のポールネイロン(牝2歳、栗東・矢作芳人厩舎)が上位進出をうかがう。
他にも、ヨカヨカ(牝2歳、栗東・谷潔厩舎)とルクシオン(牝2歳、栗東・河内洋厩舎)の熊本県産の2頭がどこまで戦えるかにも注目したい。
白毛一族の2頭を中心に実力馬そろった今年の阪神ジュベナイルF。発走は13日の15時40分を予定している。
PICK UP
Ranking
5:30更新- JRA「1番人気はいらないから1着だけ欲しい」あまりにも有名なダービーの名言、武豊やサイレンススズカも歯が立たなかった二冠馬の圧逃劇
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
- JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 目を掛けた愛弟子の「造反」に師匠がブチ切れ!? 今村聖奈、角田大河の謹慎中に存在感発揮も…安田記念前に師弟関係で遺恨勃発か
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
関連記事
JRA有馬記念(G1)武豊騎手「騎乗馬」に憶測が飛び交う!? ジャパンカップ6着キセキ乗り役「決定」もなお残る「鞍上問題」
JRA川田将雅「香港国際競走」お手馬3頭も遠征なし! 「コントレイルのような馬に……」国内居残りは「あの馬」が影響か!?
JRA武豊「大物問題児」にベタ惚れ!? 「能力はかなり高い」キングカメハメハ、アドマイヤベガに続くダービー街道へ驀進!
JRAアーモンドアイ引退で人気に陰り……有馬記念(G1)C.ルメールなど「騎乗馬確定」で浮かび上がるシルクレーシングの苦境!?
JRA武豊は有馬記念(G1)でキセキと再コンビ? ワールドプレミアで結婚祝いの爆走? ジャパンC(G1)歴史的“下克上”スルリ、M.デムーロ「いやいやタイム」に苦悶!? 人気タレントがWIN5で大勝負!!【週末GJ人気記事総まとめ】