JRA川田将雅「今できる精いっぱい……」も10着。「最強の1勝馬」エタリオウ引退。サウンズオブアースから脈々と受け継がれる“最強馬”の後継はアノ馬!?

通算30戦して、わずか2勝で現役生活を終えたサウンズオブアース。重賞で2着7回(うちG1・3回)と好走しながらも、ビッグタイトルにあと一歩届かなかったことから、「最強の2勝馬」と呼ばれた。
2018年の有馬記念(G1)を最後に引退となったが、その“意志”は「最強の1勝馬」へと引き継がれた……。
それは同年の日本ダービー(G1)で13番人気ながら4着に迫ったエタリオウ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。
ダービーで見せた衝撃的な追い込みが評価され、3番人気に推された次走の神戸新聞杯(G2)ではワグネリアンと半馬身差の2着。実力がフロックでないことを証明した。
そして、クラシック最終戦・菊花賞(G1)では2番人気に推され、初G1戴冠の期待が高まった。中団からレースを進め、2周目の坂の下りから進出を開始。最後の直線で先頭に立つと内からフィエールマンが鋭く伸び、2頭のデッドヒートになった。結果はハナ差及ばず2着に敗れた。
翌年の始動戦となった日経賞(G2)ではついに1番人気に支持されるも、神戸新聞杯、菊花賞で先着してきたメイショウテッコンに逆転を許してしまい、またしても2着。これまでの成績が11戦して1着1回、2着8回ということから、『シルバーコレクター』、『最強の1勝馬』と呼ばれるようになった。
いつG1を勝ってもおかしくない存在。当時、多くのファンがそう思ったことだろう。しかし、その後は1度も馬券に絡むことがなかった……。

10着に敗れた今年の天皇賞・春(G1)で騎乗した川田将雅騎手は「今できる精いっぱいの走りをしてくれたと思います」とコメントしていることからも、かつての力はすでになかったのかもしれない。
そして、10日にエタリオウの競走馬登録が抹消され、今後は乗馬となる予定であることが発表された。
最強の1勝馬引退となるわけだが、すでにその“後継候補”はいるかもしれない。
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