GJ > 競馬ニュース > 川田将雅 1番人気で「6連敗」の大誤算
NEW

JRA川田将雅、“極上馬質”確保も「空き巣」失敗!? 1番人気で「6連敗」の大誤算。年始の誓い「壇上のセンター」以前の問題か……

【この記事のキーワード】,

JRA川田将雅、極上馬質確保も「空き巣」失敗!? 1番人気で「6連敗」の大誤算。年始の誓い「壇上のセンター」以前の問題か……の画像1

 13日、阪神競馬場で行われた阪神JF(G1)は1番人気ソダシが優勝した。白毛馬のG1制覇はJRAのみならず、世界初の大偉業となった。

 また、裏開催となる中山競馬場ではカペラS(G3)が行われ、4番人気ジャスティンが勝利。交流重賞2勝の実力馬がついにJRAタイトルを手に入れた。

 その一方、川田将雅騎手のレッドルゼルはクビ差の2着に敗れ、1番人気に応えることができなかった。

 現在、162勝で全国リーディング2位の川田騎手。1位のC.ルメール騎手とは36勝差と大きく開きがあるため、2位が濃厚な状態だ。また、獲得賞金ではルメール騎手が43億5253万3000円で、川田騎手とは10億円以上の開きがあり、このタイトルもトップが変わることはないだろう。

 唯一、川田騎手がトップに君臨しているのが勝率である。6日時点では、川田騎手の28.5%に対して、ルメール騎手は26.4%と2.1ポイント差をつけていた。残りの開催日数を考えれば、セーフティーリードに思われた。

 だが、先週末の開催で川田騎手は10鞍騎乗して0勝。これにより差は1.5ポイントまで詰められた。

「川田騎手の騎乗馬は1番人気6回、2番人気3回、3番人気1回とすべて上位人気でした。それで勝てなかったのはかなりの痛手ですね。特に、日曜日はG1の裏開催となる中山で6戦全敗ですからね。普段、関西で騎乗している川田騎手が関東でこれだけ騎乗するのは珍しいので、かなり勝ちに行っていたはずですよ。

今年は騎乗馬を絞っている印象があり、特に関東では顕著です。ジャパンC(G1)の開催日はわずか2鞍ということが象徴していますね。

ただ、先週末はトップジョッキー不在ということで有力馬の騎乗依頼が多く舞い込んだようです。2歳牝馬にこれといったお手馬がいないことから、レッドルゼルの騎乗を優先したことが功を奏したかに思われましたが、1勝もできなかったのは想定外だったかもしれません」(競馬記者)

 今年、川田騎手が関東で1日に6鞍以上騎乗するのは2月22日の東京競馬場以来、約10か月ぶり。この日は9鞍に騎乗し、3勝を挙げる大活躍だった。

JRA川田将雅、“極上馬質”確保も「空き巣」失敗!? 1番人気で「6連敗」の大誤算。年始の誓い「壇上のセンター」以前の問題か……のページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛