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JRA朝日杯FS(G1)「大荒れ」の予感……モントライゼ・レッドベルオーブ・ステラヴェローチェ・ショックアクションの不安要素と逆転の穴馬とは?

■ステラヴェローチェ

 不安要素

・横山典弘騎手
・父バゴ

 関東圏ではベテランの騎乗でアッと驚かせている横山典弘騎手だが、関西圏ではなかなか通用しない。エリザベス女王杯でまさかの逃げを打って大敗したノームコアがいい例だろう。過去2年阪神・京都での重賞成績は18戦未勝利。上位人気の敗退も数多く含まれており、これは明らかにマイナス。

 そしてクロノジェネシスの活躍で注目されているバゴ産駒だが、G1の勝利は2000m以上のみ。マイルのG1レースに限ると9戦未勝利と信頼度が落ちる。バゴ自身が凱旋門賞(芝2400m)などを勝利し、その父ナシュワンも同距離のエプソムダービーなどを勝利している影響か。いずれにせよG1で勝ち負けするには、距離が伸びた方がプラスだろう。


■ショックアクション

 不安要素

・新馬戦3着
・新潟2歳S優勝馬
・前走が9月のレース

 過去10年の優勝馬はすべて新馬戦で1~2着だった。新馬戦3着以下で朝日杯FSを勝利した馬はいないので、3着だった同馬はマイナス。

 また新潟2歳S優勝馬は過去10年で2歳G1レース(阪神JF・朝日杯FS)に7頭が出走し全敗。出走馬のレベルや条件がまったく異なるのも影響していそうだ。

 そして過去10年の優勝馬はすべて前走10月以降に出走している。9月からのローテーションは2008年セイウンワンダーまで遡る。当時とは路線や前哨戦が変わり、重賞レースが増えたことも考えると、このローテーションはマイナスだろう。

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