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JRAクリソベリル弟「初ダート」で一発回答! 父ディープインパクトも血統のなしうる業「1億2000万円」期待馬が危なげなく快勝

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 やはりダートなのだろうか――。

 19日、阪神8Rのダート2000m(1勝クラス)を、ヴァーダイト(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎)が快勝した。

 父にディープインパクト持つ本馬はデビュー戦で芝2000m戦を使い、2着に4馬身差をつけて圧勝。レース後、音無秀孝調教師は「レース後、獣医のチェックでは『まだまだ成長途上。よくこれで勝ったね』と言っていたほどで、良くなるのはまだ先でしょう。もちろん春のクラシックを目標にしていきます」と、芝での活躍を期待していた。

 しかし、その後は決め手の甘さから勝ち切れないレースが続き、クラシックを目指した馬が1勝クラスでの足踏み。デビューから6戦目、今回初めて試されたのがダート戦である。

 レースは11頭立て。初ダートとなったヴァーダイトは3番人気だった。まずまずのスタートから行く馬を行かせて単独3番手を追走した本馬は、向正面で外から2番手に押し上げた。直線に入っても手応えは十分。1馬身半抜け出すと、そのままの脚色で押し切り勝利を収めた。

 ヴァーダイトの母はクリソプレーズ。先日行われたダートG1、チャンピオンズCで1番人気だったクリソベリルの半弟だ。

 半兄クリソベリルは父がゴールドアリュールで、ダートを意識した配合であるが、全姉マリアライトは芝のエリザベス女王杯(G1)と宝塚記念(G1)を勝利。ディープインパクト産駒であるヴァーダイトも、芝で期待されて当然だろう。

 デビュー戦の勝ち方から芝を使われてきたヴァーダイトだが、ダートに替わっての勝ちっぷりは母方の血統のなしうる業だろうか。クリソライトとクリソベリル、これまでにダートG1勝ち馬を2頭輩出した母の影響を引き継いでいるといえそうだ。

 音無調教師はヴァーダイトを所有するキャロットクラブのホームページで「期待はしていましたが、きっちり変わってくれましたね。負かした相手も強いですし、いい勝ち方だったと思います」と、ダートでの走りに納得の様子。初のダート戦を「一発回答」で応えたヴァーダイトを労った。

「クリソプレーズの仔で最高募集額となる1億2000万円で募集された馬ですし、元々は芝での大きな期待を寄せられた馬でした。2勝目はダートでの勝利となりましたが、クラブ、調教師ともにホッと一安心といったところでしょう。2着とは1馬身半と大きく差を広げたわけではありませんが、どこまで行っても差が縮まらないような安心感もありました。この血統ですから、上のクラスでも期待したいですね」(競馬記者)

 師は「これで一度放牧に出させていただき、この後は番組を見ながら決めていきます」とコメント。

 復帰後の活躍次第では、クリソベリルとの兄弟対決が見られる日も来るかもしれない。

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