GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】ソウルスターリング  > 2ページ目
NEW

【徹底考察】阪神JF(G1)ソウルスターリング「両親のタイトル獲得数16!『バケモノの子』の世界初G1制覇に必要なのは距離克服と『母父の血』!?」

【この記事のキーワード】, ,

 サドラー系でいえばオペラハウスがテイエムオペラオー、メイショウサムソンといった大物を輩出したものの、その後の血の広がりという点で物足りない。この系統の日本での種牡馬成績が芳しくなかった原因のひとつは、欧州血統らしい底力やパワーに能力が偏りすぎていたせいだろう。その点、フランケルの母父はデインヒル。日本では母父として天皇賞・春連覇のフェノーメノを出しているが、その他にもエイジアンウインズやフィエロといったマイル以下で力を発揮するスピード能力を示しており、このあたりが日本の芝とマッチする要因のひとつではないだろうか。

 かつて「ドルメロの魔術師」と呼ばれ、リボーやネアルコといった歴史的名馬を輩出したイタリアの馬産家フェデリコ・テシオは「一流馬の血統には、その近い祖先にかならず一流のスピード馬がいる」と言ったとされている。フランケルにもデインヒルからダンジグへ遡る一流のスピード馬の血が流れており、そういった意味では日本の芝へ対応力を見せたことにも納得がいく。

 ちなみに、ソウルスターリングの母は仏オークスや凱旋門賞の前哨戦・ヴェルメイユ賞をはじめ、フランス・アメリカでG1タイトル6つを獲得したスタセリタ。父がドイツ由来のMonsunという点はおもしろいところだ。

【結論】

 今回の阪神JFは、フランケル産駒の日本G1初挑戦であり、ひとつの試金石になることは間違いない。現状、ミスエルテが1400mのファンタジーSで好走しており、ソウルスターリングにしても初のマイル短縮がまったくダメと断定する必要はないだろう。ただ、ミスエルテの母ミスエーニョはアメリカのダート1400mG1・デルマーデビュタントSの勝ち馬であり、短距離適性という点では母系の色が出ている可能性も否定できず、「ミスエルテが走ったからソウルスターリングもOK」と決めつけることももちろんできない。

【徹底考察】阪神JF(G1)ソウルスターリング「両親のタイトル獲得数16!『バケモノの子』の世界初G1制覇に必要なのは距離克服と『母父の血』!?」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  3. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  4. JRA 今月急死「レースを愛した」個性派オーナーがドバイで3頭出し! 寵愛受けたM.デムーロが「Wヴェローチェ」で弔い星へ
  5. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
  8. お宝馬券がザクザク…2024年の荒れたレース、3連単とWIN5には夢がいっぱい
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客