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武豊騎手の実弟・武幸四郎騎手が調教師試験を合格!騎手引退を経て、武幸四郎「調教師」誕生が秒読みに。競馬界を代表する兄弟が描く新たな「夢」とは

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 8日、日本中央競馬会(JRA)のHPで『2017年度 新規調教師免許試験合格者』が発表され、武豊騎手の実弟・幸四郎騎手が合格したことがわかった。

 武幸四郎「調教師」が、ついに誕生する。

 メイショウマンボとの牝馬二冠達成やソングオブウインドによる菊花賞制覇など、騎手としての勝負強さは光るものがあった。だが、体重を50kg代前半に保たねばならない騎手業を続けることには限界があったようだ。

 武幸四郎騎手は競馬界のカリスマ・武豊騎手の弟として、デビューわずか2日後のマイラーズC(G2)をオースミタイクーンで勝利。これまでを大幅に上回るデビュー最短重賞制覇を記録するだけでなく、その年の新人王に輝くなど華々しいデビューでキャリアをスタートさせている。

 しかし、騎手の中でも長身といわれる兄の170.5㎝を大幅に上回る177㎝の一般的な長身は、すでに騎手としては”規格外”に近いサイズ。騎乗の都合上、体重を50kg代前半に保つには相当な減量を強いられていたようだ。

 それでも1997年のデビューから、毎年のように重賞を勝利。完ぺきな兄の領域には至らずとも、4年目の秋華賞でG1初制覇を果たすなど、随所に勝負強さを見せていた。だが、デビュー10年目を迎えた2007年辺りから、じょじょに成績が下降。年齢が上がるにつれて減量も難しくなり、コンスタントだった重賞制覇も翌年で途切れた。

 さらに成績が低迷する中、2011年には京都市東山区内の飲食店で居合わせた客の男と口論になり、左ほおを骨折する全治3カ月の重傷を負う。各メディアでも大きく取り上げられると共に、低迷する成績が相まって”引退説”まで囁かれた。

 武幸四郎騎手が調教師転身を本格的に志したのは昨年から。騎乗数を制限し、その分を厳しい調教師試験の対策に当てて地道な努力を重ねてきた。昨年こそ合格とはならなかったが、今年ついにセカンドキャリアに向けて大きな一歩を踏み出したといえる。

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