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JRA武豊「秘密兵器」で世界進出か!? ダート2連勝「合計12馬身」ウワサの大器が今週2021年初戦

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 14日、交流重賞3連勝中のマスターフェンサー(牡5歳、栗東・角田晃一厩舎)は前脚の外傷のため、遠征プランのあったサウジCを見送ることとなった。当初は川崎記念(G1)で始動予定だったが回避。復帰戦はドバイワールドC(G1)を目指す予定だが、新型コロナウイルスの影響で遠征が難しい場合はダイオライト記念(G2)も選択肢に入っているようだ。

 昨年、金蹄S(3勝クラス)を勝ったばかりの身でありながら、ドバイワールドCの招待を受けたマスターフェンサー。コロナ禍によってレースが中止となり無念の回避となったが、そこから盛岡のマーキュリーC(G3)、金沢の白山大賞典(G3)、名古屋の名古屋グランプリ(G2)と交流重賞を3連勝した。

 まだ正式にオファーを受けたわけではないが、今年は胸を張っての出走が見込まれるだけに、オーナーの吉澤ホールディングスとしても昨年の二の舞だけは避けたいところだろう。

 ただ、そんな吉澤ホールディングスだが、早くもマスターフェンサーの後継といえる「第2の矢」を用意しているようだ。

「今週末行われる雅S(3勝クラス)に、マスターフェンサーと同じ吉澤ホールディングスのアメリカンシード(牡4歳、栗東・藤岡健一厩舎)が武豊騎手で出走するみたいですね。ダートでは2戦して未だ無敗ですし、ともに圧勝しています。これまでのパフォーマンスからは、ここも通過点でしょう。来年辺りは海外遠征も期待できそうです」(競馬記者)

 アメリカンシードは芝のデビュー戦を勝利すると、昨年の皐月賞(G1)にも挑戦した。12着と敗れた後、芝レースに見切りをつけてダートへと矛先を替えると、1勝クラスで2着馬に7馬身差をつける圧勝。続く犬山特別(2勝クラス)でも5馬身差と、まだまだ上のクラスでも通用しそうな逸材だ。

 また、アメリカンシードの父タピットは、2014年から2016年の北米リーディングサイアーだった馬だ。日本でもラニが武豊騎手とのコンビでUAEダービー(G2)を勝利し、米国三冠レースを完走。他にもゴールデンバローズがUAEダービーで3着しており、日本よりも時計の速い海外のダートでさらにパフォーマンスを上げる可能性がある。

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 単勝1.2倍に推された前走の犬山特別を5馬身差で圧勝した際、C.ルメール騎手も「馬込みで砂を被ってもまったく問題なかったし、このクラスでは力上位だった。これなら上でもやれる」と手放しで絶賛。危なげない勝ちっぷりからは「超・大物」誕生の予感といっていいだろう。

 まだ2勝クラスを勝ち上がったばかりのアメリカンシードだが、今週末の雅Sを楽勝するようなら、いよいよ重賞制覇も見えてくる。海外志向の強い武豊騎手も、オーナーの吉澤ホールディングスも当然「第2のマスターフェンサー」の登場を期待しているはずだ。

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