真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.01.26 18:00
JRAまるでハンデキャッパーの嫌がらせ!? 誤算続き「幻のG1馬」にのしかかる過酷な現実…… シルクロードS(G3)除外対象で踏んだり蹴ったり
編集部
「記録上でも勝ち馬とされなければ、賞金すらもらっていないのに58.0キロは可哀想な気がしますね。身より実どころか、負の遺産だけ残されたのは不運というよりありません。
しかも、今回フルゲート18頭のところ21頭が登録してクリノガウディーは賞金順で除外対象にもなっています。出走が確約されない上に、出られても重いハンデでは踏んだり蹴ったりです」(競馬記者)
好材料があるとすれば、ダイメイフジとルッジェーロが根岸S(G3)にも登録していることだろうか。また、「アローワンスを含めたハンデ上位3頭の優先出走」に抽選で該当する可能性もある。
こちらもJRAが発表している規定によると、「ハンデキャップ競走については,重量の大きいものから上位 3 頭の馬に優先出走を認める。この場合において,同一順位の馬が多数ある場合には,抽選によって優先出走を認める馬を決定するものとする」というものだ。
モズスーパーフレアは単独1位となるが、セイウンコウセイ、プリモシーン、ラウダシオンとはタイとなり、出走のチャンスが生まれる。仮に出走できたとしても過去10年、シルクロードSでトップハンデ馬の優勝は2度のみで馬券に絡んだのは4度と苦戦を強いられているように、ハンデが重い馬には歓迎できない傾向も待ち受けている。
いずれにしても幻のG1馬から名実ともに真のG1馬となるには、前途多難な道のりといえそうだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
関連記事
JRA【シルクロードS(G3)展望】昨年の高松宮記念(G1)で“ハナ差接戦”も直線で明暗……モズスーパーフレアVSクリノガウディー!ラウダシオンの巻き返しにも期待!
有馬記念(G1)4歳牡馬にグレード制導入後「最弱世代」の危機。武豊ワールドプレミアらが直面、非常事態回避のカギは“最も勝利に近づいた”アノ馬が握る!?
JRA川田将雅「今できる精いっぱい……」も10着。「最強の1勝馬」エタリオウ引退。サウンズオブアースから脈々と受け継がれる“最強馬”の後継はアノ馬!?
JRAスプリンターズS(G1)クリノガウディー「僥倖」三浦皇成騎乗! 初G1制覇へ向け人馬の「幸運」が勝利を呼び込む!?
JRAスプリンターズS(G1)春の再戦ムード「主役不在」の危機を“抜け道”で回避! 高松宮記念の繰り上げ当選は“カラクリ”あり