
今年も「キタサン&ユタカ」祭り!? 「背水の最強世代」を背負ってダイヤモンド出撃! シュヴァル福永「間に合う」! 今年の有馬記念(G1)が早くも話題沸騰中!

年末の有馬記念(G1)までいよいよ2週間を切り、今年のグランプリの陣容も固まってきた。有馬記念の特別登録馬は18頭で、その内16頭が参戦可能。現時点では賞金順でトウシンモンステラとサムソンズプライドが除外対象となっている。
中心にいるのは、当然ながらジャパンCでG1競走3勝目を挙げたキタサンブラック(牡4歳、栗東・清水久詞厩舎)だ。
前走のジャパンCでは積極的にハナを奪って主導権を握ると、そのままマイペースに持ち込んであっさりと逃げ切り。キャリアで唯一、馬券圏内から外れた日本ダービーと同じ東京2400mが不安視されたが、まったく問題なくクリアした。
芸術的なペースを作る武豊騎手とのコンビは完成の域に達しており、死角らしい死角は見当たらない。昨年3着のリベンジを果たす舞台は整い、今年も中山競馬場に北島三郎オーナーの『まつり』が響き渡ることだろう。
快進撃を続けるキタサンブラックを止められるとすれば、この秋の菊花賞で3歳馬の頂点に立ったサトノダイヤモンド(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)しかいないのかもしれない。
キタサンブラックが昨年の日本ダービーで唯一馬券圏内を外しているが、この馬はデビュー以来、3着以内率100%。近年稀に見るハイレベルと評価された今年の3歳世代の中でも「一番の大器」といわれる存在だ。
率直に述べて、春頃は「史上最強世代」と称されていた今年の3歳も、この秋には尽く古馬の壁に跳ね返され、今や評価は急落の一途を辿っている。もし、ここでサトノダイヤモンドが無様な競馬を見せるようなことがあれば、いよいよ世代交代は遥か遠いものとなるだろう。
史上最強世代の意地とプライドを懸け、王者キタサンブラックに挑む。
この2頭の争いに割って入りたいのが、昨年の覇者ゴールドアクター(牡5歳、美浦・中川公成厩舎)だ。
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