GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】タガノアシュラ
NEW

【徹底考察】朝日杯FS(G1)タガノアシュラ「圧勝→惨敗→大逃げ。破天荒な戦歴と日本トップ級の良血を持つ『阿修羅』は、武豊のG1完全制覇を助けるか」

【この記事のキーワード】, ,
keiba0224xs.jpg

 ちょうど昨年、エアスピネルとのコンビで朝日杯FSに挑んだ武豊騎手。勝てばJRA平地G1完全制覇の偉業達成となるだけに、ファンの期待はいやがおうにも高まった。前走のデイリー杯2歳Sを楽勝していたため、単勝1倍台の人気も十分納得できる範囲だったと思われる。

 レースは武豊騎手の思惑通り運び、スムーズな立ち回りから直線で一旦先頭へ。そのまま抜け出して記録達成なるかと思われたその時、後方からものすごい豪脚で追い込んできたのは、デムーロ騎手の騎乗するリオンディーズだった。

 最後はゴール前で交わされ、惜しくも記録達成は持ち越しに。「空気を読まないイタリア人が…(笑)」と苦笑交じりに語ったが、内心では悔しい気持ちもあったに違いない。

 そんな武豊騎手が、再び大偉業達成に向けてコンビを組むのが、今回取り上げるタガノアシュラだ。デビュー3戦で「圧勝→惨敗→大逃げ」と破天荒なキャリアを積んでG1の舞台へ初参戦。果たしてその力は本物なのか。これから考察していこう。

【前走考察】

11/13 黄菊賞(2歳500万下・京都芝2000m) 1着

 女傑ブエナビスタの初仔コロナシオンが出走したこともあり、500万下ながら相当な注目を集めた黄菊賞。そのほかデビュー戦を快勝した期待馬トリコロールブルーもいたため、タガノアシュラは3番人気の評価に甘んじた。

「3番人気」いえば上位人気の一角という印象になるが、実際は5頭立ての少頭数だったため、人気でいうとちょうど真ん中である。おそらく、前走札幌2歳Sを8着に負けたことが尾を引いていたのだろう。

【徹底考察】朝日杯FS(G1)タガノアシュラ「圧勝→惨敗→大逃げ。破天荒な戦歴と日本トップ級の良血を持つ『阿修羅』は、武豊のG1完全制覇を助けるか」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛