真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.12.13 15:20

【徹底考察】朝日杯FS(G1)タガノアシュラ「圧勝→惨敗→大逃げ。破天荒な戦歴と日本トップ級の良血を持つ『阿修羅』は、武豊のG1完全制覇を助けるか」
監修=下田照雄(栗東担当)

ちょうど昨年、エアスピネルとのコンビで朝日杯FSに挑んだ武豊騎手。勝てばJRA平地G1完全制覇の偉業達成となるだけに、ファンの期待はいやがおうにも高まった。前走のデイリー杯2歳Sを楽勝していたため、単勝1倍台の人気も十分納得できる範囲だったと思われる。
レースは武豊騎手の思惑通り運び、スムーズな立ち回りから直線で一旦先頭へ。そのまま抜け出して記録達成なるかと思われたその時、後方からものすごい豪脚で追い込んできたのは、デムーロ騎手の騎乗するリオンディーズだった。
最後はゴール前で交わされ、惜しくも記録達成は持ち越しに。「空気を読まないイタリア人が…(笑)」と苦笑交じりに語ったが、内心では悔しい気持ちもあったに違いない。
そんな武豊騎手が、再び大偉業達成に向けてコンビを組むのが、今回取り上げるタガノアシュラだ。デビュー3戦で「圧勝→惨敗→大逃げ」と破天荒なキャリアを積んでG1の舞台へ初参戦。果たしてその力は本物なのか。これから考察していこう。
【前走考察】
11/13 黄菊賞(2歳500万下・京都芝2000m) 1着
女傑ブエナビスタの初仔コロナシオンが出走したこともあり、500万下ながら相当な注目を集めた黄菊賞。そのほかデビュー戦を快勝した期待馬トリコロールブルーもいたため、タガノアシュラは3番人気の評価に甘んじた。
「3番人気」いえば上位人気の一角という印象になるが、実際は5頭立ての少頭数だったため、人気でいうとちょうど真ん中である。おそらく、前走札幌2歳Sを8着に負けたことが尾を引いていたのだろう。
PICK UP
Ranking
5:30更新JRA・M.デムーロ「新築豪邸欠陥トラブル」? オークス勝利も屋上プールの水漏れが深刻。修理資金はダービーで稼ぐ?
JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
JRA荻野極と横山武史が「誤爆」で一触即発!?「ふざけんな!ナメてんのか!」1番人気大敗の腹いせにタオル投げるも……
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA福永祐一ケイティブレイブ「西日で負けた」はサービス精神!?「面白いんじゃないかと……」ネットを炎上させた”言い訳”の真意
- JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ